« グルメとか、コスメとか | トップページ | キラ事件を33分もたせる »

月収70万円て(゜ロ゜;

ゆうべ、何げなく見ていた
「ココログニュース」の話題に、けっこうショックを受けてます。

http://news.cocolog-nifty.com/cs/catalog/cocolog-news_article/catalog_domestic-200904081841_1.htm?s=app.f

〈人気漫画家が「月収70万円」〉というタイトルです。
「ブラックジャックによろしく」や「海猿」などの
ヒット作を描かれている、漫画家の佐藤秀峰氏が
ご自身の公式ホームページで、収入を公開していて
しかもその金額が、月収70万円て(゜ロ゜;。

Ty18lhu

これって、ふつうにお勤めしている会社員さんには
決して安くない金額かもしれないが、漫画家って
1日8時間労働とか、そーゆー普通の仕事じゃないですよ。
〆切前には、ほとんど24時間の稼動ですよ。
頭をフルに使いっぱなしの頭脳労働。さらに現場は肉体労働ですよ。
毎回の〆切とか、心ない読者の攻撃とか、いつ描けなくなるかという不安とか
そういう強いストレスに、つねにさらされているんですよ。

しかもそれが、TVドラマ化や映画化もされるような作品を描いた人。
それなのに、な、なに、何なのその安さ!

絶句。

わたしも、お恥ずかしいですが、その業界の末端の末端の
手すりの外の5センチに、つま先立ちで立っているような人間です。
「これは、わたしの収入が蚊の涙ほどでも、しょうがないわ」
まず、そう思いました。
次に「何で、こんなひどい状態なんだろう」と、考えました。
競争世界ですから、売れない人間に、収入がないのは当然のこと。
でもちゃんと売れて、その業界に貢献をしている人ですよ。
なのに、その処遇は何なの!

漫画家を、ナメてんの?

以前、生原稿が流出したとか、そういう事件が発覚した時期
たぶん、ベテランどころの先生たちからの働きかけで
「漫画家の組合みたいなものを作ろう」なんて話が
あったような気がします。
だけど、立ち消えになったというか
少なくともわたしの周囲には、そういう組合に入っている人はいない。

考えてみれば、漫画家って
例えば「これから1時間、何か考えてください」といわれたら
自分の待遇の改善について考えるより
ホラ話を作リ出すことに、その1時間を使っちゃうんだよね。
どうやら、そういう体質みたいなんですね(笑)。

そこをうまくつけこまれている、という部分もあるんでしょうね。
(この際ですから、業界の暗部をチクリまくりまッす…笑)
わたしの周囲の例でいうと
依頼時に、原稿料が提示されたためしがない。
本に掲載されて、その数ヶ月後に銀行にお金が振り込まれ
それによって、自分の価値がどのくらいとされているのか
はじめて知ることになるわけです。

これが成り立っていたのは、昔はそれなりに
作家と編集部のあいだに、信頼関係があったから。
ハッキリいって、現在そんなものありませんからね。
なのにいまだにこれが、当然のようにつづいてる。
悪しき習慣だと思いますよ。

おまけに漫画家は、依頼を受けた時点で
「あの……原稿料はいかほど」と聞きたくても、聞けないんです。
〆切までも、さほど時間がないから
すぐにでも、ストーリー創作にかからなきゃならない。
それこそ、自分の待遇についてより
ホラ話を作ることに、気が行ってしまうわけです。

また「原稿料は」と、口にした時点で
なんとなく、うっとうしがられて切られるんじゃないか
という不安もあるみたいです。みんな気が……弱いからね(笑)。

漫画以外の出版社や、デザイン会社などと打ち合わせをして
「原稿料は安くてすみません、○○円でいいですか?」と
ケタ違いの金額を、会談のわりと早いうちに提示され
「ええっ、そんなにたくさんくれるんですか!」
と、マジんなって驚いたのは、実話です(笑)。
似た業界なのに、なんでそんなに高い
……というか漫画の原稿料が、破格に安いんだな。

まあ、これが、世界に通じるといわれてる日本の
漫画文化の実態ちゃあ、実態ですから。

どんな業界でも、下請けの現場がいちばん大変です。
漫画の世界だけが特別にひどいとは、思いません。
だけどこれって、あまりにも、その存在の価値を
軽く見られすぎてるんじゃないだろうか。
やろうと思っても、そう簡単にはやれない仕事なんですから。

少なくとも、中枢を担っている作家さんたちに対しては
その才能や貢献に見合った報酬が必要でしょう。
そうでないと、後継の人も育ちません。

 * * *

年末の、失業した派遣労働者に救済措置がとられるニュースを
「ウラヤマシイ」と指をくわえて見ていました。
「わたしらには、テントで豚汁を配ってくれる人さえいない」
そう思いました。

とある失業者が「イヤならやめればいいやって
思いながら働いてたら、こうなった」って言ってました。

「イヤならやめればいい」
そうなんだよね。イヤならやめればいいのよ。

……悔しいことに、なかなかイヤにならないんだ。これが(爆)。

「日記・コラム・つぶやき」の記事が、あまりにバカだと思って
真面目な話でもしようとしたら、ただのグチになりました。
すんまっしぇん。

ま、好きなことを仕事にできてるだけでも、シャーワセだよね。

Tc0214_2
人気ブログランキング
P-NETBANKINGランキング

|

« グルメとか、コスメとか | トップページ | キラ事件を33分もたせる »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。