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2009年5月

ハードフォーク・サクセション

03

ゴールデンウィークは、みっちり仕事です(とほほ)。
ゆうべ、12時を過ぎてんだけど、眠くなくて
「もうひと働きしちゃおうかな」と思って
パソコン点けていたら、ネットニュースで訃報が流れました。

忌野清志郎さんが死去 享年58歳。

 * * *

……RCサクセション、好きだったんだ。
それも、けっこう初期のやつ。

当時、キヨシローさんは
すでにお馴染みの派手なビジュアルで人気だったのですが
中古レコード店で「ハードフォーク・サクセション」
カセットテープ(時代ですな!)を見つけ、聞いてから
初期のRCサクセションにハマった。

「ハードフォーク・サクセション」
かなりのヘヴィローテーションで、聞いてました。
アコースティック楽器とボーカルというシンプルな作りが
キヨシローさんの独特のあの声と
世界観のある歌詞を、きわだたせていました。

「去年の今頃」
「日隅くんの自転車のうしろに乗りなよ」
「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」
という、この3つの曲目の流れが、最高に好きだったな。
とくに「去年の今頃」は、わたしにとっては名曲です。

冬枯れの東京の街や、自転車のここちよさや
若い子たちの、ちょっと浮わついたような
ちょっと胸にキュンとくるような
そういうさまざまな情感のこもった切ない歌たち。

そんな、そんな大事なカセットテープを
何かのドサクサで、紛失してしまい
以来、他のミュージシャンに移り気したりとか(汗)
いろいろあったことから、すっかり忘れていたのですが
ゆうべのニュースを見ながら、ふと
「ひょっとして、曲が、動画サイトにないだろうか」と思い
某ユー○ューブまで行ってみた。

うわあ!(゜ロ゜;
ある、あるあるあるある! たくさんある!
しかも、若き日の彼らの映像つきだ!
動いてる! 歌ってる!

まさかまさか、こんな日がくるなんて。
ありがとう21世紀。ありがとうインターネット。

 * * *

で、ありがたく、若き日のキヨシローさんのお顔を
拝ませていただいたわけです……。

どことなく「デトロイト・メタル・シティ」の
ねぎっちょに、似てる気がする?
マッシュルームカットという、髪型のせいだろうか。

そう思いながら、もういちどよくよく見ると
これ、髪型のせいだけではありません。
鼻から口にかけてのラインが、やっぱり松ケンと似てる。

(゜ロ゜; 大・発・見!

わたしのだいじな「意外な人(モノ)がそっくりさん!」リスト
に、新しく加えさせていただくことにしました。

・ジョニー・デップと堂本剛(!)
・水嶋ヒロとジョン・トラボルタ(!)
に、加え(あ、そうだ、草なぎ剛と郵便ポストちゅうのも)

・忌野清志郎と松山ケンイチ!

 * * *

……でも、こうやって話題にしている人が
いまはもうこの同じ世界にはいないんだ、と思ったら
やっぱり、さびしいね。

キヨシローさん、安らかにお眠りください。

そんなこんなで、寝たのは3時でした。
けっきょく仕事しなかった(爆)。

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 ←CDにもなってました(個人的にはカセットで聞きたい)

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ラッシュライフ

02

RCサクセションの「ハードフォーク・サクセション」
アマゾンさんで、ちょっとだけCDの試聴ができたので
試聴してみたところ

マイフェイバリットソング「去年の今頃」のなかの
「ふたりで~コタツで~紅茶を飲もう~♪」の次にくる
「♪オーティスのレコードォ、聴きなァがァら~ガッガッガッ
(できるだけ忠実に再現)という部分が
なぜか、消えてしまっていました……。

キヨシローがシャウトしてくれる
この部分が、チョー好きだったというのに!

何だろうか? (゜ロ゜;
なにか大人のモンダイが発生したのだろうか?

 * * *

あらためて考えると、伊坂幸太郎の作品って
忌野清志郎さんの持ってる世界に似たとこがあります。
孤高ともいえる反骨精神とか
鋭い言葉を、いきなり切りだしてきたりするとことか
じつはものすごく優しい部分を、隠し持ってたりするとことか。
というわけで、今回は

伊坂幸太郎「ラッシュライフ」(2002 新潮社/2005 新潮文庫」

 * * *

孤高の泥棒と、神に魅了された青年、
不倫中のカウンセラー、野良犬と銃を拾った失業者。

バラバラのパズルのピースのような4つの物語が
ある時点で、ひとつの絵に組み上がります。
恩田陸氏の「ドミノ」にも似た構成ですが
この「ラッシュライフ」のほうが、時系列的に複雑になってます。
本当に、まるで騙し絵のよう。

それでですね、映画化されるという情報をくわしく見ると
どうやら、東京芸術大学・映像研究科の
学生たちの手による作品らしい。
現在のとこ、地方での公開は決まってないようすで、残念。
学生さんの作品といってあなどるなかれ。
いい役者さんたちが揃っているんですよこれが!

泥棒「黒澤」が堺雅人。
青年「河原崎」が柄本祐。
カウンセラー「京子」が寺島しのぶ。
失業者「豊田」が板尾創路。

映画の予告編を見てみると、寺島しのぶさんが
ムチウチ症のときにするコルセットを首に着けてる。
原作では、膀胱炎でつねに尿意をガマンしているという設定なのだが
ビジュアル的に地味みたいなので、ムチウチに変更したのか
それともムチウチ症なうえ、膀胱炎という設定なのか?
いずれにせよ、寺島しのぶ演じる京子っていう役
めちゃ期待できそーなんですけど(笑)。

この、京子という女、ホントにヤなキャラクターでしてねえ。
トイレをガマンしてる描写のたびに
「あはは、ザマミロ」って、せせら笑っていたのですが
いっぽうで「さすがだ、伊坂幸太郎」とも思ったところがある。

好きなキャラとか、憧れのキャラとか、カッコいいキャラとか
みんなが共感できるキャラっていうのは、わりと誰でも書けると思うんです。
でも、ここまで共感できないキャラクターを
しかも、その人物の主観で書いていくなんてことは
よほど根性がすわっていて
よほどの人物観察力と描写力がないと、できないことだよ!

 * * *

あと、先日読んだ「フィッシュストーリー」にも、黒澤さん登場してました。
そっか~、堺雅人か~(嬉)。
黒澤さんは「重力ピエロ」にも出てるらしいんだけど
映画では、誰が演じてるんでしょうね。
でも、こっちはまだ原作も読んでないし
あまりくわしく知るのもイヤなので、そのままにしておく。

……ニュースで流れてた
キヨシローさんのお葬式、本当によかったな。

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木更津デジャヴ

Ty17l08

うみのいきものといえばこれ!

「草なぎくんが出ないから面白くないやい!」
ずいぶん長いあいだ、テレビから離れておりましたが
深夜、お風呂あがりに、なんとなく淋しくなって
ちょっとテレビつけたところ
「ぷっすま」を、やっていました。

あ、そうか、今日って火曜日だったんだっけと思いながら
しばらく、そのままボケッと眺めていました。
「木更津のナントカ漁という伝統的な漁をみんなで体験」
という内容のものでしたが
エイが、ピュ~ンと投げられているのを見た瞬間
なんとなく、デジャヴみたいなものを感じたのです。

はじめ「ひょっとしてこのネタ、前にもやったんじゃない?」
そんなふうに思いました。
「ちゃんと憶えてるよ。その時はキャイーンがゲストだったもん」
次に、そんなふうに思いました。

……ん? キャイーン?

(;´д`)
ごめんごめん、デジャヴじゃなかった。全然なかった。
わたしが前に見たのは「天声慎吾」だった!(爆笑)

そうそう、そうそう
ユースケさんたちじゃなくて、香取さんたちが行ったのよ。
シンゴくん、ちょうど手を傷めたかなにかで、片手袋をしてた時期よ。
「手、濡らして大丈夫?」って、見ながら思ったのよ。
そうだった、そうだった。

 * * *

それにしてもこの木更津のナントカ漁っていうの、おもしろいなあ。
(いまネットで調べました。すだて漁というそうです)
シンゴくんのときにも、ウナギとか獲れてたよな。
エイもピュ~ンと投げられたよな。
東京湾って、これだけの干潟が出来るんだ。すごいなあ。

そのあとの焼きハマグリ対決、おもしろかったし。
動物園も楽しかったし。

アルパカだ、わーいわーい。
ものすごい下出っ歯のアルパカがいる!
それにしてもかわい~、モフモフしててかわい~!
あとダチョウでけえ、こええ、さすが恐竜の子孫だなあ。

……などと、木更津をじゅうぶんに堪能して
「ぷっすま」を、見終わりました。

すっごいたのしかった!

でもなァ
つよぽんがいれば、もっと楽しかっただろうなァ……って思って

よけいに淋しくなってやんの。

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名探偵の紅茶談義(1)

05

もう、ずいぶん前のことになりますが
「うたばん」が、日曜に変わった記念の回に
水谷豊氏が出演していて、そりゃあウケたのなんのって(笑)。

み、み、水谷さんって(ぷふ)あんなに天然だったの?(ぷふふ)
お茶を吹いた、あの放物線の映像は
いまだに、ありありとアタマに浮かびますよ。

それにしてもあの、左手の指を立てる仕草は
もともとのクセなのかしら、それとも
杉下右京を演じてて、身についたものなのかしら。

というわけで~(笑)
じつをいうと「33分探偵」より
こっちが先に、出来ていたのでございます。
ある時、ふと
「右京さんとワタリって、気が合いそう」と思った。
そのとたん、わたしの中で何かスイッチが入ったのね(笑)。

お送りしまーす。
杉下右京とワタリとL、夢のコラボレ~ショ~ン!

 * * * 妄想アワー * * *

     とあるホテルのスイートルーム。
     応接ソファに腰かけているのは杉下右京。
     脇に置かれたワゴンで、ワタリが紅茶を淹れている。

杉下 「……その名前は、口には出しませんが
    関係者なら、誰でも存じています。
    全世界の警察を、意のままに動かせる唯一の存在
    謎の名探偵……L」

     ワタリ、杉下に背を向け、紅茶を淹れている。

杉下 「そのLの代理人であるあなたが
    いったい、わたしに何の用なのでしょう」

ワタリ「(ポットを手に)Lからの、指名です」

杉下 「はい?」

     ワタリ、杉下の前に「どうぞ」と、紅茶を置く。

ワタリ「現在、Lは非常に重要な案件を抱えています。
    優秀な人材が、ひとりでも多く欲しい。
    警視庁のデータを徹底的に調べ、見つけ出したのが
    杉下右京さん、あなたということです」

杉下 「(苦笑しつつ)しかし、ご存知でしょうか、わたしの所属する特命係は
    警視庁の中では閑職。窓際も窓際ですよ」

ワタリ「ええ、すべて存じあげております。
    役職と実力は別。そう、Lは申しておりました。
    ……申しわけありませんが、杉下さん。
    わたしとあなたのこの会談はいま、ライヴ映像で直接
    海外の某所にいる、Lのもとに送られています。
    その案件に関わっていただくか、いただかないかは
    それを見て、Lが直々に判断します」

     杉下、あまり納得のいかない表情で
     カップを手に取り、口に運ぶ。

杉下 「おや、ひょっとしてこれは
   (破顔して)アールグレイの最高級茶葉ではありませんか?」

ワタリ「……おわかりになりますか?」

杉下 「ええ、このベルガモットの香りがとても華やかで。
    ですが主張しすぎず、とても上質な、気品のある味わい。
    そして、甘く余韻の残る後味。すばらしいです」

     ワタリ、満足げに微笑む。

杉下 「しかし、もちろん茶葉も良いものですが、何より淹れ方がお見事。
    湯の温度やタイミング、蒸らしの時間が完璧ですね。
    でないとこんな味わいは出ません。失礼ですが、お水は何を……」

ワタリ「ここでは、水道水を使っております」

杉下 「(嬉しそうに)おわかりになってらっしゃる。
    茶葉をジャンピングさせ、申し分なく成分を抽出するためには
    空気を多分に含んだ新鮮な軟水が、最適ですからねえ」

ワタリ「日本の水道水は、その条件をじゅうぶんに備えていますね」

杉下 「ええ、そうですそうです」

ワタリ「ただし、塩素やトリハロメタンなどの
    どうしても含まれる有害物質は、特別な濾過装置を取り付け
    極力、避けるようにしてはいますが」

杉下 「特別な、濾過装置……?」

     話しながら、ふとワタリの後ろに目をやる杉下。
     気付いたワタリがふり向くと
     Lがワゴンの前に立って、自分でお茶をカップに注いでいる。

     L、角砂糖をカップにボチャボチャ入れながら
     ふたりをチラリと一瞥。
     杉下が会釈をするのを無視して、隣の部屋に消える。

杉下 「(ワタリに)息子さん……お孫さんですか。
    それぐらいのお年に、見受けられますが……」

 * * *

えるるんと右京さんの初対面が叶ったところで、つづく。

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キューティーハニー

……ここ数週間、びっちり働いてますだ(泣)。

そしてあるとき、ふと浮かんだ、そぼくな疑問。
人物の顔の横に、♪マークを入れると
誰でも楽しそうに見えるのは、なぜ?

Ty17l16

えー、とにかくとにかく
ともかく、もにゃ~、はにゃ~、にょほ~という
バカっぽい気分になりかったのね。

「キューティーハニー」(2004/庵野秀明 監督)

 * * *

お気楽OL、如月ハニー(佐藤江梨子)の正体は
無敵のパワーを持つアンドロイド「キューティーハニー」!

しかしある日、謎の秘密結社「パンサークロー」が動き出した。
彼女の能力をつかさどる「アイシステム」を狙っているのだ。
ハニーは、愛と友情と平和を守るため
謎の新聞記者・早見青児(村上淳)や
警視庁刑事・秋夏子(市川実日子)とともに
パンサークローとの戦いに挑んでゆく。

 * * *

いやあ、こりゃ大正解!(笑)

全編バカ尽くしで、キャラメルコーンを片手に
ダラ~と脱力しながら見るのに、ピッタリの映画です。

なんつーかもー、ハニーのイノセントっぷりが激ツボ。
いつもフニフニ、フニフニと
なにか鼻唄らしいものを、唱えています。
(さしずめ、顔の横に♪マークというとこね)

セクシー悩殺ポーズを、意味もなくとってくれます。
身体ちょーフレキシブルなサトエリが楽しめます。
70年代風のファッションが、すごくオシャレです。
ほかの出演者たちも、ノリノリで楽しそうです。
お馴染みの主題歌や、名曲「夜霧のハニー」も聞けます。

ハニーとカタブツ刑事の夏子ちゃんとの友情物語も
ベタといやあ、ベタなんだけど(笑)
(おまけにこのあたりは、中ダルミ感もあるけど)
ふたりがとってもカワイイから、許しちゃおう!

パンサークローとの戦いも、空気の抜けたボールみたいに
イマイチ緊張感がなくて、ユルユルなんだけど
及川ミッチーが、カッコよく歌って踊ってクルクル回って
最後には目も回してくれるから、許しちゃおう!

そんな、油断した気分でいたら
クライマックスでは、キャラメルコーンを
ティッシュ箱に持ちかえ、嗚咽している自分がいました。

戦いののち、パンサークローの首領・シスタージルに仕える
執事(手塚とおる)の姿がまた切なくて、ふたたび涙。

見終わったあと
キャラメルコーンを、またむしゃむしゃ食べながら
不思議な余韻にひたれた映画でしたよ。

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  キューティーハニー@映画生活

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カートゥーン的ルール

Ty17l16

人物の顔の横に、♪マークを入れると
誰でも楽しそうに見えるのに気付いた、ということは
先日、申し上げましたが

Ty17l17

うん、やっぱり♪マークを入れると楽しそうですね。

なので、他のいろんなものを、ためしにくっつけてみました。

Ty17l20

うねうねした線と、ふわふわした線を入れると
おねつがあるのかお風呂あがりか
とにかく、あったかいふうに見えますね。
  Ty17l21

うねうねした線だけ入れると
逆に、寒くて震えてるように見えます。

ギザギザした線を、顔の脇に入れると
びっくりしているように見えます。

Ty17l22

ふしぎなことに、同じものをお尻のあたりにいれたら
落ちたか、何かにぶつかったように見えます。

Ty17l19

目をぐるぐる渦巻きにすると、ダウン寸前のような感じが出ます。

Ty17l18

輪っかと羽を、組み合わせたものを入れてみると
ちょうどいま死んだ人のように見えますね。

 * * *

こういう、マンガについての暗黙のお約束ごとって
きっと、誰かが始めて
いつのまにか、人々のあいだに
定着したようなものなのでしょうねえ。

むかし、編集者の人に「マンガは記号の集まりだから」
と言われたことがあったけど
あらためて見ると、まさにそうだな。

こういう、カートゥーン的なものとか、ピクトグラムとか
単純なカタチで情報を伝えるものって
気をつけて見ていると、おもしろいものです。
●と▲とが、縦に並べてあったら、わたしら
そこがトイレだっていうふうに、つい認識してしまうけど
これって、いつからそうなったんだろうねえ(笑)。

それこそ文化や歴史とか、気候条件とかで
微妙に、そのものの見かたも変わってきますしね。

中東の救急車のマークが、赤十字でなく三日月のカタチで
慣れないわたしたちにとっては、違和感アリアリなのですが
「きっと、彼らがホッと安心できる
 いちばんのものが、お月さまなんだろうなあ」
なんて考えると、妙に納得できたりとか(笑)。

では、今日はまとまりもなくこのへんで……。

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長州ファイブ

01

告白しますと、歴史は大の苦手です(汗)。
とくに戦国時代と幕末は、人間関係が入り組んでてダメ。

わたしのまわりにも「歴女」と呼ばれる女性
とくに幕末については、くわしい人が多くおりまして
ちゃんと何回も、説明を聞いてるんです。
なのに、まったく憶えられない……。
どこのだれが幕府側で、どこのだれが攘夷派で
だれとだれが戦って、だれとだれがいつ提携を組んで
というのが、ちゃんとインプットされてくれません(爆)。

幕末って、わずか150年足らず前のことで
地元でもいろいろ、深くかかわったり活躍してる人がいるんだから
もうちょっと勉強しなくちゃ……と思って、選んでみたのがコレ。
(ちなみに、わたしは長州の人間ではないです)

「長州ファイブ」(2007/五十嵐匠 監督)
2007年 第40回ヒューストン国際映画祭 グランプリ受賞作品。

 * * *

攘夷の気運が高まる幕末の時代、
外国を排斥するだけでは、何も変えられないと
山尾庸三(松田龍平) 、野村弥吉(山下徹大 )、志道聞多(北村有起哉) 、
伊藤俊輔(三浦アキフミ) 、遠藤謹助(前田倫良)
という5人の若き長州藩士が、死罪覚悟で幕府の禁を破り、
海の果てイギリスへ、命がけの密航を果たす。

イギリスの最新技術や学問を、祖国に持ち帰るため
自らを“生きたる機械”にしようとした彼らの運命は!

 * * *

この5人の若者は、もちろん実在の人物です。
以下が彼らの、のちの功績だが
知らないほうが純粋に映画を楽しめるから
ここは、白文字にしとこう(知りたい人はカーソル当てて読んでね)。

ここから↓

山尾庸三…工学を学び、東京大学工学部の前身を創立。
     聴覚障害を持つ人々の人材教育にも熱心に取り組む。

井上勝 …のちの野村弥吉。鉄道事業の発展に尽力。
     新橋~横浜間に鉄道を走らせる。

志道聞多…のちの井上馨。
     とにかく財政界の重鎮としていろんなことする。

伊藤俊輔…のちの伊藤博文。誰もが知ってる初代内閣総理大臣。
     むかしの千円札にも、お顔が載ってますね。

遠藤謹助…日本人の造幣技術者養成に努める。
     名物となった大阪造幣局の桜並木「通り抜け」を発案。

ここまで↑

ロンドンに着いて、その文化や新しい技術に
目を輝かせる5人の若者の姿が、とても印象的です。
これって、おそらく現在でいうと
「月の裏側にある異星人の基地で、恒星間航行の技術を学ぶ」ぐらい
とんでもないことだったんだろうなあと思います。
言葉もろくに知らないで、話にも聞いたことのない異国に行って
本当に、よくもやれたもんです。

病に伏せった謹助が、お札を「美しい印刷」と言いながら
いとおしそうに眺めているシーンは、とくに心に沁みました。
それまで、お金というものをそんなふうに見たことがなかったから。
本当にきれいな、まっすぐな心で見ているんだなあ。

そして、そういうものを、あたりまえのように
ありがたみもなしに使っている自分たちを
ちょっと省みたりしました。

物語後半は、雰囲気が変わり
山尾庸三に焦点をあて、ゆるやかに展開していきます。
(いきなりモノローグが始まるから、びっくりするのよ…笑)
彼の上司が口にした「技術者こそが革命者」という言葉が
心に残りました。

映画のなかでも描かれていますが
産業革命がもたらしたのは、富と繁栄という明るい面だけではありません。
それはまさしく、現在のわたしたちにもかかわる問題であり
次の世代に向けた、わたしたちの課題です。

彼らの時代から、わたしたちに伝わったもの。
わたしたちの時代から、次の時代の人たちに伝えていくもの。
ちゃんと伝えるものは伝えていって
残さないほうがよいものは残さないようにしたいと
真摯に思った次第です。

 * * *

おまけ。
せっかく5人組なんだからと思って
SMAPさんたちで、脳内キャスティングしてみました!
(祝・つよぽんの復帰決定! ということで~!)

山尾庸三 … 香取慎吾(穏やかな感じの人物)
井上勝  … 稲垣吾郎(語学堪能。列車ではしゃぐ)
志道聞多 … 木村拓哉(頭の切れる熱血漢)
伊藤俊輔 … 中居正広(のちの総理大臣)
遠藤謹助 … 草なぎ剛(病に伏せる。切なげ)

おお、イメージもけっこうピタリとハマる感じが!(笑)

ちなみに、イラストにしてみました。こちら。

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  長州ファイブ@映画生活

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名探偵の紅茶談義(2)

05

「紅茶談義」といってるわりには
お茶の話は、すぐ終わっちゃいましたが(汗)。
そんな紅茶の話ばっかりでもおもしろくないし
はやいとこ、Lと右京さんを引き合わせたいもんね~!

実際には
「朝は濃ゆいダージリンで、夜はアッサムのミルクティで」
「そうそう、そうなんですよねえ!」みたいな
はしゃいだ(笑)会話が、しばらくつづいたと思ってください!

右京さんと、ワタリなら
本格ミステリの古典とか、スコッチウィスキーとか
あとワインなんかの話でも、すっごい盛り上がりそう。

うしろにくっついて、会話を聞いてみたいです。
たぶん、理解できないくらいのハイレベルな話だろうけど。

(;´д`)

というわけで、今回も
杉下右京と、ワタリとLの楽しい夢。つづきをどうぞ。

 * * * 妄想アワー * * *

杉下 「息子さん……お孫さんですか。
    それぐらいのお年に、見受けられますが……」

ワタリ「あ、いいえ……」

L  「(ドアの陰から現れ)助手です」

     L、スプーンを、カップの中でカチャカチャとかき回す。

L  「情報処理なんかを手伝ってます。名前は竜崎(スプーンを舐める)」

杉下 「竜崎……さん」

     L、スプーンをくわえ無愛想なまま、ドアの陰に消える。

ワタリ「(恐縮気味に)なにぶんにも
    礼儀とかいうものに、こだわらないものでして」

杉下 「あ、いえいえ、お気になさらず。こちらこそ失礼をいたしました。
    ただ、ひとつ気になったのはですね(人差し指を立てる)。
    ……すみません、細かいことが気になるのがぼくの悪いクセで。
    これだけの良いお茶なのに
    あんなふうに、角砂糖を8個も入れてしまっては
    いや、あれでは、せっかくの素晴らしい味も
    台なしでは、ないかと……」

     L、ふたたび現れ
     紅茶を棒キャンデーで無造作にかき混ぜつつ
     ふたりの横を、ぺたぺたと通り過ぎる。

杉下 「(Lの足元を見つつ)…………」

ワタリ「(目を伏せつつ)…………」

     L、反対側の部屋へ消える。
     しばらくして、杉下が気を取り直すようにお茶を口に運ぶ。

杉下 「……やはりすばらしい。亀山くんにも味あわせてあげたいです」

ワタリ「亀山さんというのは
    しばらく前まで、特命課にいらしたかたですね?」

杉下 「(うなずいて)現在は警察をやめ、外国で働いています。
    まあ、このへんは、ちゃんと調査されていますよね」

     ワタリ、微笑む。

杉下 「じつは彼、柄に似合わず、繊細な味覚を持っていたんですよ」

ワタリ「ほほう、それは」

杉下 「事件解決においても、彼の舌にはたびたび助けられました。
    ああ、もちろん舌だけでなく、他のさまざまなことでも」

ワタリ「ほう」

杉下 「なにしろわたしは、ずっと嫌われ者だったんですよ。警察の中で」

 * * *

お遊びのはずが、なんかマジになってきちゃった(笑)。つづく。

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名探偵の紅茶談義(3)

05

いつのまにか超マジになってしまった(笑)
杉下右京と、ワタリとLの楽しい夢、最終回っす。

 * * * 妄想アワー * * *

杉下 「なにしろわたしは、ずっと嫌われ者だったんですよ。警察の中で」

     杉下、カップをテーブルに置き、静かに指を組む。

杉下 「自分では決してそう思わないのですが、ある人物に言わせると
    わたしはたいそう頑固で、不器用で、あまのじゃくらしい。
    それがわたしを、現在のこのような状況に
    置かせているのだと思いますがね」

     穏やかに微笑むワタリ。

杉下 「わたしは昔、人を人とも思わなかったような部分がありました。
    現在がそうではないとは、決して言いきれませんが
    自分でも、変わったなと思うことが、たびたびあります。
    亀山薫という人物と、長いこと一緒にいたおかげでしょう。
    どんなに性格や、年齢がちがっていても
    気の合う人間というのは、いるものなのですね。
    彼の大きな器と申しますか、人柄と申しますか
    ぼくは、何度も何度も、それに助けられたんです」

     杉下の話を、黙って聞いているワタリ。

杉下 「……パートナーの力は偉大ですね。
    このような変化が起きるなんて、以前は夢にも思わなかった。
    こんな頑固で、不器用で、あまのじゃくなわたしでも
    ずいぶん、成長できたのではないかと思いますよ」

     はっとして、慌てたように言いつくろう杉下。

杉下 「すみません、聞かれもしないのに
    つい自分のことをペラペラ喋ってしまいました。
    いまの話を全部、名探偵さんに聞かれていたかと思うと
    じつにお恥ずかしいかぎりです」

ワタリ「いえいえ、素敵な話を聞かせていただきましたよ。
    ……では、Lからは、あらためて連絡がいくと思います。
    その折はまた、わたしを通してということになりますが
    よろしいでしょうか」

杉下 「(ソファから立ちながら)ええ、もちろん。
    今度また、美味しい紅茶の話でも、じっくりやりたいところ」

     ワタリ、杉下をドアまで見送る。

杉下 「(くるりとふり向いて)そうそう、もうひとつ」

ワタリ「はい」

杉下 「あの竜崎くんという青年にも、よろしくお伝えください。
    雰囲気が、ぼくの若い頃にちょっとだけ似ていて
    なんというか……他人とは思えない」

ワタリ「(苦笑しながら)承知しました」

     ※場面転換。
     スイートルームの隣室にいるL、マカロンを頬張りながら
     モニタ画面に映った、杉下の映像を眺めている。
     ホテル内の、監視映像の中にいる杉下は
     ちょうどロビーを過ぎ、エントランスを出ていくところだ。

     ワタリがティーセットの盆を抱え、部屋に入ってくる。

L  「(もぐもぐしながら)ずいぶん楽しそうに話をしていましたね」

ワタリ「この年になると、なかなか
    趣味の合う人間には、出会えないものですからねえ」

     L、椅子をゆらゆら回しながら、マカロンを頬張る。
     
ワタリ「それにしても、さっきは驚きましたよ。
    まさか、急に入ってくるとは思わなかったもので」

L  「わざわざこの場所まで、呼びつけたのですから
    モニタ越しではなく直に見たほうが、ベターに決まっています」
   
     L、紅茶を飲もうとするが
     カップの中に、お茶はもうない。

L  「だがそのおかげで、ここもすぐ引き払わなくてはならない。
    この部屋は、けっこう気に入っていたのに……」

ワタリ「(お茶の準備をしながら)いいんじゃないですか?
    あの人物は、信頼できるようではないですか?」

L  「気付いているのに気付かないふりをするのは、上手いですよね」

ワタリ「それは、信頼できるということ、それともできないということ」

     L、黙ったまま。
     ワタリ、新しく紅茶を淹れる。

L  「(不意に)ここに設置してある浄水器は、そんなに特別なものなんですか?」

ワタリ「浄水……ああ、さっきの水道の濾過装置の話ですね。
    あの濾過装置においては、わたしが独自に開発した製品ですよ」

     L、黙ったまま。
     ワタリ、紅茶を淹れたカップをLの前に置く。

     L、カップを手に取る。
     一瞬、そのままで飲もうとする気配を見せるが
     ワタリが、自分のほうを見ているのに気付くや否や
     角砂糖を8個すばやく取り、カップにボチャボチャ放り入れる。
     さらに2個を加えて入れ、やたら激しくかきまぜる。

     そしらぬふりで部屋を出て行くワタリ。
     満足げに微笑みながら、こっそりとつぶやく。

ワタリ「頑固で、不器用で、あまのじゃく……」

おわり。

Tc0601
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脳トレと、甘い危機管理

カートゥーン的ルール、もひとつありました。
アタマの横に、電球を描いたら ……

L0703
何かいいこと思いついたように見える、よね!?

忙しさというものは、どうしてこうもまとめて来るものなのか。
GWから始まった、恐怖のお仕事3連チャンの
いちばん大きなやつが、ただいま終了。
ホッとひと息しているわけです。
(でもまだ、〆切に融通を利かせてもらった
 ちっちゃなヤツが残ってるんだけどね……はは)

恐ろしいことには、プライベートの用事
サークルの会合とか、町内会の草むしりとか(プライベート…笑)
そういうのも、一気にまとめて来た。

忙しいとは、心を亡くすと書きますが
心を亡くすまで行かなくても、注意力はかなり散漫になるね。
きのう発覚した事実ですが
どうやらわたしは、自宅のカギをかけずに出歩いていたらしい。

先日、数日間の出張から帰ると
玄関に近所からのお届けものが、ふつうに置いてあって
「……?」ってふしぎに思ったのですが
ふたたびきのう、外出から帰ると
宅配業者からの荷物が、やっぱりふつうに置いてあり
「ひょっとしたら」とカギをかけなおして確かめると
カチャリとした手ごたえは、あるにもかかわらず
カギがちゃんと閉まってなかった、ということがわかったわけです。

(゜ロ゜; ガガーン

たぶん、そんな状態で風呂入ったり、寝たりしてたと思うんだよ(笑)。
このご時世に、この危機管理の甘さは、いったいどうしたものだろう。

Ty29notor

MR.BRAINの甘いパンを食って、脳トレするしかないのか。

Tc0605
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右なの左なの

03

土曜日にやってたドラマ「MR.BRAIN」で
木村拓哉さん演じる九十九氏が
「人は、ウソつくとき右上を見る」と、言いましたが
そのすぐあとに、別チャンネルの「ザ・クイズショウ」の中では
逆に「左上を見る」って、言ってました。

(゜ロ゜; ええーっ!

けっきょく右なの左なの、どっちを見るの?

あ、話はズレますが、「ザ・クイズショウ」。
ここ数回、ラストの15分ほどだけを、見てるんですけど
桜井翔くんが、ぐわーとゲストにお説教したあと
憔悴しきってフラフラしながら帰っていくとこ

ちょー萌え萌えですね……。

 * * *

右なの左なの、といえば
むかし、とあるTVゲームをやった時のお話。

「ドラゴンボール」のゲームでした。
好きなキャラを選んでよいということで
わたしは、ピッコロさんになってプレイしました。

迷路を抜けるのに
分岐点を、右に行けばすぐ出口なのに気付かず
左を選んで
その道が、ループ状になっているのにもこれまた気付かず
ふたたび左の道を選んで
延々と、迷路内の同じ道を迷いつづけました。

あんな悲しいピッコロさんの姿なんて、見たくなかった……。

 * * *

右なの左なの、といえば
そして、迷路といえば、こんな映画。

「マシニスト」
(2004/アメリカ・スペイン/ブラッド・アンダーソン 監督)

 * * *

機械工(マシニスト)のトレヴァー(クリスチャン・ベール)は
極度の不眠症で、この1年間、ほとんど眠れずにいる。
そんな彼にとって
娼婦のスティービー(ジェニファー・ジェイソン・リー)と
深夜の空港で働くウェイトレスのマリア(アイタナ・サンチェス=ギヨン)
このふたりが、唯一、気の休まる相手だ。

ある日、トレヴァーは、職場で事故を起こし
同僚に大怪我を負わせてしまう。
トレヴァー自身も、身のまわりに不審な気配を感じていた。

「誰かが自分を陥れようとしているのかもしれない」と。

 * * *

クリスチャン・ベールは、この役のために
30kgも、体重を落としたそうです。
この人の普段の容姿が、あまり頭に入ってなかっために
わたしはそれに、あまりピンと来ないまま観ていたのですが
後半、回想シーンが出てきた時点で
初めて「こりゃ大変なことだ」と、ビックリたまげました。
(たぶんここがいちばんたまげた)

そうなんです。
途中で、オチが見えるような気がするけど
まさかそんなわけはないだろう、と
だって、全部が全部ソレってことはないだろう、と
きっとソレだと思わせといて
あとで一転二転するんだろう、と思ってたら
これがあんまりそうでもないんです……。

全部ソレだった、にしてしまうのは(汗)結構ツライす。
せめて、もうひとひねりあれば
映画全体の雰囲気もいいし、文句ナシだったな。

もちろん、別のところでちゃんと着地してくれて
いろいろと考えさせられるお話に、なってはいます。

「分岐点」が、何度も登場しているのが暗示的。
右(right)に行かなかったために
トレヴァーは、ずっと
正しい(right)道を見つけられずにいたんだよね。

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  マシニスト@映画生活

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ながら見上映室・1

01

〆切前のマンガのシュラ場にて
作業しつつ見た映画が、数本あるのでご紹介。
おもにホラーです。

「シャッター」「1408号室」「リサイクル -死界-」
「スターシップ・トゥルーパーズ3」の4本……たしか4本(記憶……薄)。

ながら見しやすいように吹き替えで、さらに日本語字幕もつけ
小難しいストーリーはナシで(笑)。

ではでは、まずこの作品から。
「シャッター」(2008/アメリカ/落合正幸 監督)

 * * *

ブルックリンに住むカメラマンのベン(ジョシュア・ジャクソン)と
新妻のジェーン(レイチェル・テイラー)は
撮影の仕事と新婚旅行を兼ねて、日本へ来る。

旅先での運転中、森の中で女性を車で轢いてしまうが
あわてて探してみても、轢いたはずの女性の姿はない。
不審に思いながらも、その場を去るふたり。

数日後、旅先で撮った写真に
白い靄のようなものが写り込んでいた。
やがて、ジェーンの前に
轢いたはずの女性(奥菜恵)が、あらわれるようになる。

 * * *

どうやら、日本人とアメリカ人は、恐怖概念が違うらしくて
アメリカ人は、霊に対する恐怖心がうすく
この映画のように、心霊写真がメインとなると
「写真の中にいる霊がなんで怖いん?」と思うのだそうです。

そのため「霊」を主体として恐怖映画を作る
日本人監督を起用して、そのギャップを埋めたそう。

作品自体は、アメリカ人向けにうまく作られた
「ジャパン心霊観光ガイド」っぽくて、とても楽しかったです。
奥菜恵さんのルックスも、小さくて可愛くて
でも少し怖い感じもするし、けっこう神秘的に見えるんじゃないかな?

お話は、アメリカ人女性のドライさと
日本人女性の執念深さを、実感させられるって感じでしたね。
いずれにしても、女を怒らせると怖いのね~(笑)。

 * * *

日本人とアメリカ人の、恐怖概念が違うのはわかったが
で、じゃあアメリカ人って
いったいどんなことに(女性以外に…笑)怖がるの?
というわけで、次回は「1408号室」!

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  シャッター@映画生活

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ながら見上映室・2

本題に入る前に1回、万歳三唱させてください。

草なぎ剛、ふっかーつ、バンザーーイ!
バンザーーイ! バンザーーイ!

パチパチパチ。ありがとうございましたーッ。

03

映画「シャッター」にて、日本人とアメリカ人の
恐怖概念が違うのは、なんとなくわかったが
で、じゃあアメリカ人って
いったいどんなことに(女性以外に…笑)怖がるの?
というわけで

「1408号室」(2007/アメリカ/ミカエル・ハフストローム監督)

 * * *

幽霊を信じないオカルト作家マイク(ジョン・キューザック)。
彼のもとに、一通のハガキが届く。
それには「ニューヨークのドルフィンホテルの1408号室に入ってはいけない」
とだけ書かれていた。

1408号室に泊まった客が、次々と死んだことを知ったマイクは
興味を持ち、自分もこの部屋に泊まってみようと考える。

マイクは、ホテルの支配人(サミュエル・L・ジャクソン)
の、しつような警告を無視し、部屋に宿泊しはじめた。
しかし、やがて恐るべき超常現象が……。

 * * *

この映画、ホラー王のスティーヴン・キング原作映画史上
最大のヒットを記録したそうです。
そういうことなら、そこには
多くのアメリカ人の共感を得た恐怖が
描かれているに、違いありませんよ!

でね、部屋に泊まってすぐに
マイクってば、ケガするんだよね。
ぜんぶ、その部屋のしわざなんだけどね。
でね、マイクってば
さっきまで、何も怖くないって息巻いてたわりに
たちまちおじ気づいちゃって
「出る出る~、部屋から出してくれ~」って騒ぐのよね。

なるほど、どうやら「自分に危害を加える存在」に対して
えらく怖がるらしいことは、わかった。

でも、それって、生き物はぜんぶそうだから
別にアメリカ人に特化しての話ではないですね。

その後の展開は、くわしくは言いませんが
とにかく派手で激しいです(笑)、もう、大騒ぎです。
たしかに怖いけど、この怖さはお化けとは別やろ(笑)。

で、不思議な展開をしたあげく、オチ。

あとになって、このオチが、山岸涼子の某ホラー名作マンガを
ほうふつとさせることに気付いたのですが
ということは、このラストの怖さについては
人類感じるものはみな一緒、ということでしょうか。

 * * *

あと、余談だけど、創作を生業とする人にとっては
冒頭のサイン会のシーンが、いちばん恐怖なのではないかと。

(゜ロ゜;

(その恐怖を吹きとばすかのごとく)
つよぽん復活、バンザーーイ! バンザーーイ! バンザーーイ!

Tc0125
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  1408号室@映画生活

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ながら見上映室・3

「1408号室」にて、創作を生業とする人にとっては
冒頭のサイン会のシーンが
いちばん恐怖なのではないかと、申し上げましたが
あともうひとつ、恐ろしいものがあります。
それは……

ネタが浮かばないことです(爆)。

  Ty17l21 ぞぞ~っ

「リサイクル -死界-」(2006/タイ・香港/パン・ブラザーズ監督)

 * * *

香港に暮らす、人気作家のディンイン(アンジェリカ・リー)。
心霊体験がテーマの小説を執筆中なのだが
なかなか構想はまとまらない。
焦る彼女のまわりで、次々と不可解な現象が起こり始める。

長い髪、人の気配、受話器から聞こえるノイズ……。
それらは、彼女が捨てた創作メモの内容と同じだった。

そしてあるとき、ディンインは
すべての人に忘れ去られたような、不思議な場所に迷い込む。

 * * *

前半、スランプ中のヒロインの
怖い目にあっては慌ててメモ、怖い目にあっては慌ててメモ
という姿が、妙にリアルで!

どんな悲惨な体験でもネタにしちゃう
作家の業、とでもいうのでしょうか、それを感じてしまいましたね(笑)。

そして、物語中盤から、彼女が迷いこむ場所は
「捨てられたものの集まる世界」。
怖いというよりも、むしろ、なんだか切ない場所です。

「A.I」や、「WALLY」や、最近ドキュメンタリーフィルムで見た
廃墟の島「軍艦島」のことを、ついつい思い浮かべたりしました。

「自分は生まれてこのかた、いろんなものを捨ててきたんだなあ」
と、しみじみ思わせてくれる作品でした。

パン・ブラザース(オキサイド・パン、ダニー・パン)は
「the EYE」(2002)のときも、そういう「恐怖」以外の
人間の感情を描いていたのが、じつに興味ぶかかった。
(「the EYE」は、あまりの切なさで号泣したホラーでした)
同じアジア文化圏ということで
死生観や宗教観にも、自然に共感ができます。

ああ、お墓参りに行かなくちゃ……(汗)。

Tc0408
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  リサイクル/死界@映画生活

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