カティンの森(1)

なぜか、ドトールコーヒーの季節限定メニューに
心惹かれる、今日このごろ……(ウフ)。
写真は、ついこないだ終了した「煮込みハンバーグ」です。
ところで、先日の「アトミックカフェ」を見た上映会では
こんな作品も、上映されていました。
「カティンの森」(2007/ポーランド/アンジェイ・ワイダ監督)
* * *
1939年9月、ポーランドは
西からドイツ、東からソ連に侵攻される。
クラクフに住むアンナ(マヤ・オスタシェフスカ)は娘を連れ
夫のアンジェイ大尉(アルトゥル・ジミイェフスキ)を
探しに東へ行く。
アンジェイやその仲間のイェジ(アンジェイ・ヒラ)たちは
ソ連軍の捕虜となり、アンナの目の前で、収容所へ連れ去られてしまった。
アンナはクラクフに戻ろうとするが、今度は国境を越えられない。
いっぽうクラクフでは
アンジェイの父が、ドイツ軍によって収容所に送られてしまう。
ソ連に連れ去られたアンジェイたちの行方も、ようとして知れない。
そして1943年4月、ドイツは占領したソ連領のカティンで、
多数のポーランド人将校の遺体を発見した、と発表した。
* * *
ちょうど、ポーランドの人から
ポーランドの歴史について聞いたばかりのときに見たので
その点でも、きょうみ深かったんです。
ポーランドという国は、海岸線がない内陸の国なので
つねに国境線が動いてて、国の形が定まったことがない。
……というそれを、アニメーションで一気に見せてもらったんだけど
いやあ、びっくりした。
日本みたいに「海岸線」=「国の形」じゃない国があるって
知識ではわかってても、ビジュアルで見せられると、衝撃です。
そして、この映画の背景となった時代には
国さえ消えたという事実。
あのナチスドイツと、あのソ連にはさまれて
ポーランドの人たちがどんだけひどい目にあったか
想像できますか? できませんよね!
登場人物が多いのと、お話が長くて暗いのとで
そりゃもーへとへとに疲れるんですけど(汗)
これはちゃんと見ておかないとって、思える映画です。
終盤の「カティンの森」シーンは、圧巻(といって良いのかわからんが)。
人間、ああもなれるもんなのか。
やったほうを心配してどうすんだって話だけど
あれで気がおかしくなった敵兵士も、いるんじゃないだろうか。
アウシュビッツのヘス所長が、あれだけのひどいことをやってのけたのは
ひとえに、命令された任務だったから、みたいな内容のことを
何かで読んだと思うんだけども、きっとあれもそうなんだろうな。
事件の犯人が、歴史的状況によってコロコロ変わるというのも
いかにもありそうなことで、怖い話です。
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