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2012年12月

ズーランダー

Ty121229

……そういえば、去年のお年越しって
「ノウイング」見ながら、過ごしてたら
よりによって、除夜の鐘と同時に、地球絶滅だったんだよね……フフ。

(あれっ、いま確認したら、「ノウイング」の感想は書いてなかった。
 たぶんあまりのショックで、書く気が失せたとみた)

おかげさまで今回は、新しい年を、無事に迎えられそうだし
思いっきり笑える作品を紹介しようと思います。
「スタハチ」のとこで言ってた
「ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンの出演したコメディ」
というのが、じつはこれです。

「ズーランダー」(2001/アメリカ/ベン・スティラー監督)

 * * *

ファッション業界の実力者ムガトゥ(ウィル・フェレル)は
金儲けの邪魔になるマレーシア首相の、暗殺計画を進めていた。

いっぽう、世界のトップに君臨する
スーパーモデルのズーランダー(ベン・スティラー)。
最優秀男性モデル賞の座を
ライバルのハンセル(オーウェン・ウィルソン)に奪われる。

落ち込んだズーランダーに、白羽の矢が立つ。
彼は、ムガトゥの手によって
殺し屋に仕立てられようとしていたのだった。

 * * *

まず、ベン・スティラーが「世界トップレベルのモデル」
という設定の時点で、笑いが止まりませんがな!
みごとな空っぽっぷり(笑)最高!

監督さんやってるぐらいだから、ホントは
すごく利口なんだと思うけど、それをみじんも感じさせず
バカに徹しているところが、じつにすがすがしいです。
咳を「こほこほ」ブリッコ(死語)でやってるとことか、最高だし
「2001年宇宙の旅」のシーンなんて
腹筋ひきつっちゃって、涙出ちゃって、もう死ぬかと思ったもん。

あと、カメオ出演が豪華でしてね。
とくに、まさかのまさかのデヴィッド・ボウイ!
耽美なあの人が……「戦メリ」の、あの人が
あんなにノリノリで(笑)あんなことをするなんて~(大笑)。

 * * *

というわけで、2012年が終わります。
わたしのしょーもない感想を、楽しく読んでくださり
皆さま、どうもありがとうございます。
来年もますます精進してまいりたいと存じます。

ではでは皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

Tc0219
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ハング・オーバー!

Ty121223
ちゃんと野菜を食べないとね。

前回、言及するのを忘れておりましたが
「スタスキー&ハッチ」の監督さんは、あのトッド・フィリップスです!
バカな男を描かせたら最高(笑)の監督さんです。
というわけで、忘年会シーズンまっただなかでもありますし
身につまされる人も、いるんじゃないだろうか。

「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
                 (2009/アメリカ/トッド・フィリップス監督)

 * * *

ラスべガスに一泊旅行の、4人の男ども。
2日後に挙式を控えたダグ(ジャスティン・バーサ)
彼の親友のフィル(ブラッドリー・クーパー)とステュ(エド・ヘルムズ)
お嫁さんの弟アラン(ザック・ガリフィナキス)。
ベガスでは、バチェラーパーティを開き、独身最後の夜を楽しむつもりだ。

しかし翌朝、ひどい二日酔いで、彼らが目を覚ますと
スチュは歯が1本抜けており、トイレにはトラ
クローゼットに赤ちゃん……というまるで意味不明な状況。
そして最悪なことには、新郎ダグが、忽然と姿を消していたのだ。

 * * *

ああもう、ひとこと言っていいですか?

男って、バカ!(笑)

……まあ、酒のうえでの失敗は、誰にでもありますよ!
(そういえば「任侠ヘルパー」見に行かないと……って、なぜここで思い出す!)
最近はわたしも、トシをとって知恵がついてきたので
意識を失ったり、記憶を失ったりすることはないが。

これまでの人生で、いちばんの衝撃の体験は
クリスマス会で飲んで、翌朝起きたら、メガネがまっぷたつになってたこと。
おまけにその日、人前に出て
なにか話をしなきゃいけなかったんだよね(汗)。
いまみたいに1時間でできるメガネ屋さんもなかったころで
セロテープで貼っつけて、なんとか1日しのぎましたとさ。

Tc0215
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  ハングオーバー!  @ぴあ映画生活

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スタスキー&ハッチ

Ty121215 スイーツ食べ放題の図

今クールのドラマは
「相棒11」「モンスターズ」「実験刑事トトリ」と
なんとなんと、刑事バディ3本(笑)。
それぞれ個性があり、じつに楽しゅうございましたね!

というわけで、今回お送りするのは……

「スタスキー&ハッチ」(2004/アメリカ/トッド・フィリップス監督)

 * * *

1970年代のカリフォルニア。
真面目すぎて迷惑な刑事スタスキー(ベン・スティラー)と
いいかげんすぎて迷惑な刑事ハッチ(オーウェン・ウィルソン)。
2人は、ひょんなことから、コンビを組むことになる。

とある水死事件の捜査に乗りだした彼らは
巨額の麻薬取引に関わる大富豪にたどり着いたが……。

 * * *

70年代の人気TVドラマで、刑事バディものの先駆けともいえる
「スタスキー&ハッチ」。
わたし自身は、オンタイムで見れてない世代なんですが
友人には、それこそファンがたくさんいます。

リメイクされた映画があって、ファンには反応がイマイチ
……という話は聞いていたので「ふーん」と思っていたのですけど

じつは、わたしは、ぜんぜん違うアプローチでした。
ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンの
出演したコメディ映画を見て、それがおもしろかったので
「この2人で、ほかに何かやってないかなあ」
なんて思って探したら、あらまあなんと「スタハチ」が
ひっかかってきた次第で!

どうして友人たちの反応が、イマイチだったかというと
たぶん、コメディ色が、オリジナルに比べて強かったからですね。
ベン&オーウェンの話と考えたら、ぜんぜん普通なんですが(笑)。
この2人が本気でやってる「スタハチごっこ」ってな感じ。

初登場時のベン・スティラーには、わたしは目を疑った。
モジャ頭に皮ジャン姿。オリジナルのスタさんとクリソツやった。
たぶん、顔の系列が同じだから(サル系)だと思います。

70年代の雰囲気もたっぷり楽しめます。
行きつけのバーの主ハギー・ベア(スヌープ・ドッグ)の
ゴージャス感が、そりゃもーハンパないし!

で、じつはサプライズのファンサービスがあってね。
むしょうにうれしくなるのよ。

Tc0219
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ウェールズの山

Ty120628

こ、こういうのは「イングランド」なのん?(汗)

島の田舎のお話を紹介したので
今回は、山の田舎のお話をご紹介しまーす^^

お話自体は、フィクションなのだそうだが
頂上に土が盛られた山がある、というのは事実らしい。

「ウェールズの山」(1996/イギリス/クリストファー・マンガー監督)

 * * *

第一次世界大戦中のある日、ウェールズの小さな村。
そこに、ふたりのイングランド人技師がやって来た。
彼らの目的は、村の自慢の山を測量すること。

しかし測量の結果、衝撃の事実が判明した。
高さが足りない。
この山が地図に載るには、あと6メートル必要なのだ。

村人たちは、技師を引きとめ
そのあいだに、山を水増し(土増し?)することに!

 * * *

なんだなんだ!
この、まるで「三谷幸喜」的なシチュエーション(笑)。
そういう軽い気持ちで、見始めたのですが
まさかこんなに号泣ポイントが、あるとは思わなかった。

村人たちは、なぜ、あんなにムキになって土を盛ったのでしょう。

戦争では、若い者を取られ(戦争で心の病になった青年もいる)
エネルギーが必要ということで、炭鉱業が盛んだけれども
やっぱり事故で、たくさんの生命を失っているんです。

そんなときに
勝手に、イングランド人がやってきて
自分たちの大事な山の測量を行って
「これは山じゃないや~」なんて言ったりするんですわー。

 * * *

ちなみに、わたしたちが普段「イギリス」と呼んでる国は
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの
4つの国から構成される連邦国なのだそうで……。

ウィキでは「立憲君主制国家」で「英連邦王国」の一国とあるが
この言葉自体、意味がよくわかりません(汗)。
たしかに、UK(ユナイテッドキングダム)っていうし
英語圏の人たちはちゃんと、この4つの国を区別してるから
できてないのは、日本人だけなのかなあ。

ちなみに、「トーマス・グラバーはイギリス人」みたいなこと言ったら
英語圏の人から「えっ、スコットランド人でしょ?」って問われて
「あっ、そこ区別するんだ」って思ったことがある……。

そういえば、イギリス英語のことは「ブリティッシュイングリッシュ」
いうけど、そもそもこの「ブリティッシュ」って何だ?

左側の島の南のほうは「アイルランド」って別の国だし
映画「クライングゲーム」「デビル」なんか見ると
このへん、いろいろ複雑に事情がからみあってるのねーきっと。
(と、ここで終わるから、歴史オンチのまま)

とにかく日本みたいに、ひとつの国じゃないのよね。
イングランドがいちばん強くて
(イギリスといったら、イングランドって思うもんね)
でも、ウェールズの人たちにしてみれば
イングランドはやはり、強い「外国」なのでしょうねえ……。

以上、イギリスについての無知をさらけだす文章でした!

 * * *

……というわけで、そんな強いイングランド。
ひいては、自分らの暮らしをこわそうとする
理不尽な権威の代表が、あの技師たちだったのでしょう。

もちろん、実際に行動に起こすには
火付け役が必要です。
そして、このへんは小さな共同体の
濃ゆ~い人間関係が描かれていて、じつにおもしろいです。

ラストに効いてるオチ。笑って、そして泣けたわあ。

ワタリさん、わたしイギリスのこと
何も知らないんです…

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