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2013年1月

ホビット 思いがけない冒険(1)

Ty130128

おまたせしました、感想で~す!

「ホビット 思いがけない冒険」
       (2012/アメリカ/ピーター・ジャクソン監督)

 * * *

ホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は
ある日、顔なじみの魔法使い
ガンダルフ(イアン・マッケラン)から、
ドラゴンに奪われたドワーフの王国、エレボールを
取り戻すための、壮大な冒険に誘われてしまう。

とはいっても、家にいて美味しいものを食べたり
のんびり読書するほうが好きなホビット族。
さんざん悩んだすえ
戦士トーリン(リチャード・アーミティッジ)率いる
13人のドワーフたちの仲間に加わる。

彼らの行く先には、凶暴な怪物が跋扈する
危険な荒野が待ちかまえていた。

 * * *

オープニングの、ホビット庄のシーンで
もう、泣きそうになっちゃいましたもんね。
なんだろう。
じつを申しますと「ロード・オブ・ザ・リング」には
それほどハマってたわけじゃないんですよ。
お話が長いしね……暗いしね……(笑)。

でも、そのなかで「ホビット族」は
別格でお気に入りなんです。
だってだって、みんなちびでぽっちゃり
冒険を好まぬ牧歌的な暮らし
平和と食事(ここポイント)を、何よりも愛するけれども
いざとなると、驚くべき芯の強さを見せる、だなんて
なんて魅力的な種族なんでしょう!

そういえばフロドって、ホビットにしては
独特の顔立ちをしてると思いません?
まさに「指輪を山に捨てに行く」という
壮絶な使命を負うにふさわしい、悲劇的な顔。
(少なくともフロドは「鼻水まみれ(笑)」にはできないと思う)

その点、ビルボを見てよ!(笑)
サムやメリーやピピンと同じ、典型的なホビット顔ですよ。
(ちなみに、わたしのお気に入りはピピン)
どこかまのぬけた、平穏な顔立ちをしています。
みんなを安心させる顔です。

そのホビットが主人公で
それに、同じちびでぽっちゃりタイプ
ドワーフが13人もついてくるって
楽しい旅に、ならないわけはない!(笑)
(で、どんだけ頑丈なんだ彼ら)

 * * *

案の定、リーチの短いのが集団で
わらわらと進んでいくさまは
わたしのツボに、どストライクでした。

ストーリーは気にせず
中つ国の世界にドップリはまって
どんどん冒険して「ああ楽しかったなあ!」
というのが、率直な感想です。

3時間に及ぶ長編ですが、まるで飽きません。
ちなみに、トイレタイムは裂け谷(エルフの館)のときに取るのがベスト。
これ以降は見どころ満載で、トイレ行くヒマありませんから。

サルマンがガンダルフに、長々とお説教はじめますから
それをガンダルフがしぶしぶ聞いてるあたりで、行っておくがよろしい。
Tc0110
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任侠ヘルパー(2)

Ty130113

前回のつづき!

「任侠ヘルパー」(2012/日本/西谷弘 監督)の感想、第2回。

で、なんでこんなに心配かというと
ある日、彦一が奮起して「うみねこの家」を改善するでしょ。
それがまるで、彼に神通力でもあるかのごとく
どんどん良くなって、みんながどんどん明るく元気になって
人もどんどん集まってきて……ってところが
あまりにもサラッと、雰囲気だけで描かれすぎた気がするんです。

入所者ひとりひとりと、彦一のかかわりとか
もう少し細かく描いてくれてもよかったんじゃないかなあ。
で、全然ボケてた老人のひとりが、シャキッとなって
思いがけないリーダーシップを発揮するとか……

りりィ演じるアル中ヘルパーが、実はすごい実力を持ってたとか……
(彦一のふるまいを見て、介護の経験アリと見抜くんじゃないか
 なんて思ってたんだけど、あのやりとりではそんなふうに見えなかったね)

とにかく「うみねこの家」の人たちとの細かいエピソードを
もっと入れて欲しかったなあ。

そしたら、介護施設を「金をせしめる道具」としか見てない
暴力団への、彦一の反発も、施設への思い入れも
もっと、わかりやすくなったんじゃないかなあ。
そうすれば、彦一が、ひとりで敵に立ち向かっていくシーンだって
際立ってかっこよくなっただろうし。

そんなの描く時間ないよっていうなら
ぶっちゃけ、黒木メイサは出番ナシにしていいので。

以前に所属していた暴力団がらみのエピソードなんて
本当なら、まったく不要ですから(まあ、大人の事情だろうが)。
あの時間を「うみねこの家」にまわして欲しかったっす。

これなら自立して、施設の再建もできる
あとあと彦一なしでも大丈夫、という確証が欲しかった。
香川照之演じるあの議員さんの力だけでは、正直、かなり心配が残ります。

 * * *

それにしても、全国各地を旅して
しかも、毎回なぜか介護にかかわって、世直し(?)する流れ者
っていうシリーズになってくれると、おもしろいんだがなあ。
寅さんや釣りバカみたいにさあ。

ちなみに、せっかくなので
スマップの他の人たちも、キャスティング考えてみました。

《中居正広》
極悪非道のヤクザの残虐な親玉のちびっこギャング。

《木村拓哉》
記憶喪失のホームレス。

《香取慎吾》
明朗快活なヘルパー。ヤクザにひどい目にあわされ、精神的に壊れる。

《稲垣吾郎》
行政の人。

わー、ちょー見たいわ、これー!

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任侠ヘルパー(1)

Ty130113

ほほほ、「ホビット」見にいっちゃったぜ!
ちょっともう、興奮さめやらずで、つづき知りたいんだけど
でも、いま原作を読んだらいけないと
ああでも、中つ国にハマっていたい、と葛藤のすえ
「ハイファンタジーは苦手」を、公言してはばからないわたしが
とうとう、大長編「指輪物語」の原作本に、手を出しちゃったんだぜ!

……というありさまなんですけど
その前に、忘れちゃいけない、これの話だ(笑)。

「任侠ヘルパー」(2012/日本/西谷弘 監督)

 * * *

元極道者の、翼彦一(草なぎ剛)は
コンビニで働きながら、細々と暮らしていた。
ある日、コンビニ強盗の老人・蔦井(堺正章)を
わざと見逃したことで、刑務所送りになる。

彦一は、獄中で蔦井と再会。
元極道の生きづらさを感じていた彦一は
出所後、やはり元極道だという老人のツテを頼り
「極鵬会」組長・朝比奈道俊(宇崎竜童)を訪ねる。

そこでふたたび、彼がはじめた裏の仕事は
老人相手の闇金融と
それで破産した老人たちを、劣悪な施設に入れ
彼らの生活保護や、年金をせしめることだった。

 * * *

いやー、かっこよかったね、草なぎ!
なかなかテレビで見られない凶悪な表情。
まゆ毛、逆八の字だし。

慕ってくる人をむげにできない優しさがあるのに
それを素直に顔に出せない不器用っぷり。
いやー、かっこよかった!

……というわけで大満足、スッキリして帰宅するつもりが
帰ってる途中で、なんか気持ちわるくなってきた。
なんか、ひっかかってる。
なんか、ひっかかってる。

そもそも、この映画のテーマ自体が「介護」で
解決できない問題だということは、わかっています。
だからもう、そこは軽めにスルーして
草なぎ主演の、任侠アクションとして楽しむつもりだったのに
やっぱりそういうわけにいかなかった。

「介護」、重い…… (;´д`)

施設「うみねこの家」の、あのひどい状況は
いささか誇張されて、描かれているとしても(と願いたい)
前半で出てくる、設備が整った近代的な施設で
いったん入ると薬漬けになっちゃう
みたいなのは、なんかもう、常識として知られてますよね。

TVシリーズでは、全体としては、解決できない問題であっても
ポイントをひとつに絞って、完結するようにしてあったので
一話ごと、けっこうスッキリして終わってたんだけど

映画で、あんなショッキングシーンを見せられちゃ
あの人たちが今後どうなるのか、心配でしかたないんです……。

つづく。

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任侠ヘルパー@ぴあ映画生活

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マッチスティック・メン

Ty130107

あけましておめでとうございます。
おととしの「ノウイング」に続き、なぜかまた
ニコラス・ケイジの映画で、新年を迎えてしまいました……。
いっそのこと、うちの決まりにしようかなあ。
「大晦日にはニコラス・ケイジを見る」って(笑)。

というわけで今日、ご紹介するのは

「マッチスティック・メン」(2003/アメリカ/リドリー・スコット監督)

 * * *

ロイ(ニコラス・ケイジ)は、相棒フランク(サム・ロックウェル)と
いっしょに、詐欺師という仕事をこなしている。

しかし、その一方でロイは、異常なほどの潔癖症だった。
カーペットのホコリひとつ許せない。
電話器は、消毒しないと落ち着かない。
いったん薬が切れると、不安がつのって廃人のようになってしまう。

ロイはフランクの勧めで、精神分析医に通いだす。
そして、その過程でロイは
別れた前妻との間に、14歳の娘がいることを知る。

 * * *

じつはこの映画、前にも見たことがあるのです。
すごくおもしろかったのだけど
内容を憶えてないので、このたび再鑑賞を試みました!

……と言いたいところなんですけど
どういうわけだか、こんなにおもしろい映画なのに
一切、内容を憶えていないって、どういうこと!?

タイトルが「マッチスティック・メン」で
生き別れの娘が、すごくかわいいイカれた嬢ちゃんで
……と、ここまでちゃんと符合してるのに
それ意外がホントに、記憶からすっとんでしまっていて
正直なところ、初鑑賞してるみたいに、すごく楽しんでしまいました。
これ、脚本が絶妙ですね!
細かいこと話すとネタバレになっちゃうから、書けないんですけど。

それにしてもやはり、気になるのは
こんなにおもしろい映画だったというのに
内容を憶えていないって、いったいどういうことなんだろう。

おかしい、わたし何かだまされてるのかもしれない。

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