テルマエ・ロマエ
とほほ(泣)、温泉行きたい。
何もかも投げ出して、温泉行きたい。
「テルマエ・ロマエ」(2012/日本/武内英樹 監督)
* * *
古代ローマ。
浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、
アイデアが行き詰まり、失業。
落ち込んだ彼は、友人に誘われ公衆浴場を訪れる、
突然、そこでタイムスリップしてしまう。
たどり着いた場所は
なんと現代の日本。しかも銭湯!
そこには「平たい顔族」の日本人がいた。
ルシウスは、日本の風呂文化に感銘を受け
そのアイデアを、古代ローマに持ち帰り
浴場技師としての評判を得ていくのだったが……。
* * *
阿部ちゃんが、文字どおり体を張って
ルシウスを演じてます。
そりゃもー阿部ちゃんの、ホレボレするすばらしい肉体を
見られるだけでも、満足度は高いっす!(笑)
吹き替えっぽく口と声が合ってないなど、芸が細かいし
(ローマのセットも、なんだかすごく立派だし)
平たい顔族も、よくこんな平たいのばかり集めたなって関心するくらい。
タイムスリップをくり返すごとに描写が雑になるとこもツボ。
そんな感じで、コメディタッチの前半は
すごく笑って楽しかったのに
後半、シリアスになったところでいきなり失速です。
どうやら史実にもとづいての展開ということらしいんだけども……
たしかに、上戸彩ちゃんはカワイイけれども……
ムリな恋愛要素が、お話をうっとうしくしちゃったなあ。
それにあの、短期間で古代ローマ語をマスターしたらしい設定には
違和感を感じざるを得ませんね。
5年以上通って、英会話がまったく身に着かない者としてはね(大笑)。
つげ義春のマンガに出てくるような風呂は
とても身体に良さそうで、あれには納得できるのですから
とにかく変な恋愛要素さえやめてくれれば、本当に良かったと思います。
いずれにせよ、阿部ちゃんの
ホレボレするすばらしい肉体だけでも見る価値ありますんで!
さーて、気がすんだからがんばろーっと。
2が公開されるんですね…
テルマエ・ロマエ@ぴあ映画生活
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