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2013年4月

アイアムナンバー4

Ty130429

いやあ!「アイアンマン3」公開されましたねー!(嬉)

人の多いGW期間は、ガマンすることにして
みんながせっせと働き出したころ、まったり見に行きます。
「ドラゴンボール」も気になってはいるんだけど
とりあえずは「アイアンマン」!

というわけで、今回は
マンガみたいな話でも紹介しようかのう。

「アイアムナンバー4」(2011/アメリカ/D・J・カルーソー監督)

 * * *

邪悪な侵略者によって自分の惑星を追われた
9人の異星人が、地球に降り立った。
幼いときから守護者とともに、正体を隠し生きてきたが
侵略者たちは9人を追って、とうとう地球までやってきたのだ。

「ナンバー4」(アレックス・ペティファー)は
危険を察知し、守護者ヘンリー(ティモシー・オリファント)と
ともに、オハイオ州の田舎町に逃げる。
「ナンバー4」は、その町の高校生「ジョン」として
ふつうに暮らし始めるのだが……。

 * * *

あっははは、なんだこれー!
まるで男子中学生(二年生)の妄想のような
超ベタな展開が満載です!

特殊能力をもつ主人公。

それを隠さなきゃいけない。

たのもしい守護者がいる。

転校生になる。

孤独な同級生女子にモテちゃう。

強いお姉さまにモテちゃう。

弱っちくて気の良い子分ができる。

気に食わないガキ大将をギャフンといわせたる。

敵は不良。

学校大爆発。

俺たちの戦いはこれからだ!

と、あまりにも王道なストーリーがつづくので
「やっぱそう来たか!」という調子で、かえって楽しんじゃった。

ただ、わたしが映画のプロデューサーだったりマンガ編集者で
新人がこれの脚本とかマンガとか、持ちこんできたりしたら
おそらく、その場でさっさと突っ返すね。
「話、ありがち」つってね。

あ、あとこうも言うだろうね。

「手から何かを出すの、禁止」

Tc0219
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  アイ・アム・ナンバー4@ぴあ映画生活

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捜査官X(2)

Fc130421 春の花シリーズ。

大こうふんで
「捜査官X」(2011/香港・中国/ピーター・チャン監督)
の感想、つづき!

金城武演じるシュウのキャラがまた、良いんですわ~。
シャーロックホームズや杉下右京みたいに
正義のためなら暴走する
空気まったく読まない、困ったオジチャン。
しかも、どうやらヘリクツばかりで、腕はたたないらしい……。
(そして、あいかわらず水溝穴のあたりがセクシーな金城さん)

そんなシュウに目をつけられたのが、人の良いジンシー。
前半、かなりヒドイ目に(笑)遭わされます。
あれ本当にカンチガイだったら、いったいどうするんだ、シュウ捜査官。

……で、心配してたアクションですが、これがすばらしかった!
物語の中でシュウが、格闘時の動線を
ひとつひとつ追いかけて、推理していくシーンがありますから
アクションが不自然ではいけないわけです。
「ううむ、ここでワイヤーで吊られて、あそこまで飛んだんだな」
ってわけにはいかないでしょ(笑)。

武術や物理学など専門の人には、どう映るかわかりませんけど
少なくともシロウトの目には、踏んばって、飛びあがる
という動きが、とても自然なものに見えました。
しかも、ひとつひとつの動きが、すばらしく美しい。
ひさしぶりにカンフーアクションを堪能した気がする。

達人技のドニー・イェン、かっこよすぎ!
あのグオオオオーーーってなるとこ、かっこよすぎ!

逆に「捜査官X」という邦題になってるわりに
後半に進むにつれ、ヘタレなのがバレるシュウさんです(笑)。
でもね、それも含めてなんか良いんです。

めぐりめぐって人の縁はつづいているんだなあ。
いやあ、本当に面白くてじんとくる良い映画を見たと思う。

あっ、忘れてた。
グロ描写があるので、ご注意!

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捜査官X(1)

Ty130416 春の花シリーズ。

前回「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」
について、あまり良い感想を書きませんでしたが
それは、いろいろ他にも理由があることに気付きました。

舞台が「唐」の「王朝」の都だったからだ(笑)。
7世紀というのは、むかしすぎるし、王朝ってのもなじみが薄いし
あと、衣装がどうにも萌えない……キラキラ派手すぎ(王朝だから)。

ところが、この映画は、それらの点
すべてにおいて(わたしにとって)クリアしてました!

「捜査官X」(2011/香港・中国/ピーター・チャン監督)

 * * *

20世紀初めの中国、山の中の小さな村。
店に押し入った強盗が、不可解な死を遂げた。
その時、店にいたのは経営者の老夫婦と
たまたま来店していた紙職人ジンシー(ドニー・イェン)。

ジンシーの、必死の抵抗のおかげで
強盗犯たちは自滅したという。
しかし、事件を担当する捜査官シュウ(金城武)は
指名手配中の凶悪な強盗犯を
丸腰のジンシーが、なぜ倒すことができたのか
疑問に思い、捜査を開始する。

 * * *

映画の舞台になっている時代は、ちょうど
辛亥革命で清朝が倒れた頃で(日本ではおそらく大正初期)
捜査官シュウの、中国服に西洋の帽子、丸眼鏡
手に蝙蝠傘という、超ハイカラないでたちは
19~20世紀マニアにとっては、垂涎モノです。

村人たちの服装が、また素朴で良い!
たぶん、部族ごとに伝わる、織りとか染めの特徴があって
ひとめ見てどこの人ってわかるような、そんな感じなんだろうな。
で、素朴な村の風景や、家の内部がまた良い。村の人々の顔も。

これだけでも、わたしはかなり興奮しましたね。
地味な部分だけど、かなりていねいに作りこんでいることが伺えます。
たとえお話がウーンでも、この村さえ見てたら幸せと思えるくらいに。

ところがところが、話もめちゃくちゃ面白いんだこれが!
ちょっと長くなりそうなので、つづく。

Tc0219
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判事ディーと人体発火事件

Ty130408_2 写真は春の花シリーズ。

ひさびさに、アジアンムービーの感想を。
「中国版シャーロック・ホームズが
 女帝誕生の裏に渦巻く謀略に挑むアクション・ミステリー」
という、あおり文句につられて見ました。

「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」
                (2010/香港/ツイ・ハーク監督)

 * * *

唐王朝の時代。
都では、仏塔「通天仏」の建立が進んでいた
女帝、則天武后(カリーナ・ラウ)の顔を模し
その完成の日に、彼女は、中国史上初の女帝の座に就くのだ。

その日を前に、不可解な人体発火怪奇事件が頻発していた。
犠牲者が、すべて政権に関わる人間であることから
犯人が政府への反逆者であることは確かだ。

そこで、武后を非難したために投獄されていた
判事ディー・レンチェ(アンディ・ラウ)が呼び戻された。
ディーは、たぐいまれなる知性の持ち主で
また、武術の達人でもあった。

 * * *

……う~ん、ちょっとガッカリしちゃった。
ミステリーの部分は良いんです(なんたって人体発火だし!
中国版シャーロック・ホームズだし!)
だけど、アクションが、わたしの大キライな
いかにも「ワイヤーで吊られてます」的なものだった(泣)。

どんなにお話がおもしろくても
どんなにアクションがスピーディで、かっこよくても
「あっ、吊られてる」って思った時点で
テンションがっくり下がっちゃうんです、わたし。
あの重力のかかってない不自然な動きがもう、生理的に苦手。

不幸なことに、アクションが売りの映画なんですよね、これ。
くじけそうになる心を奮い立たせて、最後まで見ました。
謎解きも、クライマックスの大スペクタクルも、決して悪くないと思う。
でも、やっぱり盛り上がらないのは
ワイヤーが大キライな自分のせいなんでしょうか、ねえ。

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王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件@ぴあ映画生活

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リンカーン VS ゾンビ

Ty130403 写真は春の花シリーズ。

なに、アメリカでは「リンカーン」ブームでも起きてんですか。
スピルバーグの映画が、そろそろ公開されるし
昨年の秋には「リンカーン/秘密の書」なんて
ティム・バートン監督の吸血鬼モノ やってた。

というわけで、わたしが見つけちゃったのは、その中でも
いちばんふざけてるとしか思えない(それが選んだ理由だが)
この作品だ!

「リンカーン VS ゾンビ」(2012/アメリカ/リチャード・シェンクマン監督)

 * * *

幼いころにゾンビに襲われ、母親を失った少年。
彼は成長し、リンカーン大統領(ビル・オバーストJr.)になっていた

時は、南北戦争の末期。
前線に、歩く死体がいるという報告を受けた。
リンカーンは、ゾンビがふたたびあらわれたのだと判断し
精鋭部隊を率いて、前線に向かう。

 * * *

どーせパチモンだろーと、たかをくくって臨んだのですが
意外にも、シリアスな作品でした。
実在の人物がリンカーン以外にも登場して
ちゃんと歴史上の史実とからめたりしてます。
ただ、テンポが異常に悪くてユルユルで、全然おもしろくないうえ
ツッコミどころも、たくさんあるんですけど(汗)。

「精鋭部隊」が、信じられない軽装備で前線に向かいます。
あんのじょう、予備の武器も、食料も
すぐに切れ(ていうか、何も持ってないよな君たち!)
補充しなければならない羽目になりますが
かのリンカーンが、いきあたりばったりに計画を立てるので
「精鋭部隊」なのに、犠牲者がバカスカ出まくり!
本当にこの人についていっていいのか、とっても不安……。

しかし、すべて許されるのだった。
なぜかというと「精鋭部隊」のコスチュームって
黒服にリボンタイ。黒服にリボンタイ(大事なので大文字で2回)。
話はどーでもいいから、ここはいっそ黒服にリボンタイを堪能!

そして、主人公のリンカーンが手にするのは折りたたみ式の鎌!
これをシャキーンつって構えるの、最高!
はっきりいって「秘密の書」のリンカーンが持ってる斧より
ずっとサマになってますよ!

もし見たいなら、時間がもったいないから
爪を切りながらとか、豆のさやをむきながらとか
セーターの毛玉をとりながらとか
なんか手作業しながら、見たほうがいいぞ。

Tc0219
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