相棒バカ日誌

相棒(4)

Ty68chai

「相棒」つづきです。今日も神戸くん篇~ヽ(´∇`)ノ

【シーズン9】

第6話「暴発」
(脚本・櫻井武晴 監督・近藤俊明)
右京さんの正義が暴走するの回。
放映時「相棒が薫ちゃんだったら、話の流れがきっと違ってたなあ」
と思ってたが、劇場版を見たあと、またあらためて考えると
それ以外に、いろいろ……いろいろ(泣)。

第8話「ボーダーライン」
(脚本・櫻井武晴 監督・橋本一)
何も申しますまい。まちがいなしに傑作。

第10話「聖戦」
(脚本・古沢良太 監督・和泉聖治)
こんな重い話を、元旦のめでたい日にやるとは
制作陣は、相当なチャレンジャーです。
全然ちがう話なのに、シャーロック・ホームズの
「黄色い顔」を、なぜか思い出してしまった。

第12話「招かれざる客」
(脚本・戸田山雅司 監督・近藤俊明)
コミカルタッチの回。右京さんと神戸くん、いいコンビです。

第13話「通報者」
(脚本・太田愛 監督・近藤俊明)
「あらあら、神戸くんの過去に何かあるのかしら?」と
お姉さんゴコロがうずいてしかたなかったのら~!

 * * *

ホントはここで一気に、亀山くん篇のお気に入り作品まで
紹介したいのだが(あと、イラストも描いてみたいのだが)
何しろ時間がなくて、今夜もせっぱつまっているので
また、しばらくお待ちくださいませ……(;´Д`)。

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 ←シーズン9はまだ出てないから、代わりにゆたかちゃん

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相棒(3)

Ty68kihink

ひさびさの「相棒カテゴリ」更新です!

GW中、どこにも行けなくて、楽しみといえば
お昼に再放送されてた「相棒」だけだったって、自分で悲しいわ(笑)。

そんなわけなので
自分の中では、ちょっとした「相棒」ブームになってます。
なんか、ずっとタイミングを逃して語らずじまいになっていた「相棒」を
今日はちょっと語っちゃおうかな、のコーナー!(パフパフパフ)

以前、「忘れられない数本」として挙げてましたが
今回は「これも忘れられない数本」。
いま見てるのは、亀山くんとのコンビ篇なんだけど
今日ご紹介するのは、神戸くん篇~ヽ(´∇`)ノ

【シーズン8】

第3話 「ミス・グリーンの秘密」
(脚本・太田愛 監督・和泉聖治)
さしずめ新参者・神戸くんのご紹介、といったところでしょうか(嬉)。
女性らしい繊細さを見せる、太田愛さんの脚本です。
でありながら、最後にキラリと鋭い。

第5話 「背信の徒花」
(脚本・徳永富彦 監督・橋本一)
いよいよエンジンかかってきたと見られる1本。
この前までは、まだ何かを掴みかねている感じがしたし
見ているこちらも「ちょっと様子見」の気持ちが強かったのですが
このお話には、ちょっとやられました。
社会派っぽく見せときながら、じつは本格トリック(かなりムチャ)。
いかにもな「相棒」節で、大喜びした1本。

第6話 「フェンスの町で」
(脚本・福田健一 監督・東伸児)
大きなお姉さま方を、たいそうときめかす設定でした(笑)。
おまけに、ネーミングがたいそうマニアック。
土屋くん&村越くんってそりゃ、かの伝説の渋バンド
「ザ・ストリート・スライダーズ」ではないの!

第10話 「特命係、西へ!」
(脚本・戸田山雅司 監督・和泉聖治)
お正月に再放送をやってたのを、また見て
また途中で寝ちゃった(だってスペシャルだから長いんだもん)。
「今回は、歴史ミステリかぁ……」って思ってたら
ちゃんと登場人物のひとりが、そのセリフを言ってくれる。
そーゆーとこがニクイんですよね、このドラマ。

第17話 「怪しい隣人」
(脚本・徳永富彦 監督・東伸児)
細かいことが気になるのが悪いクセの
右京さんが大活躍。全編コミカルタッチの回。

第18話 「右京、風邪をひく」
(脚本・古沢良太 監督・東伸児)
前回に引きつづき、コミカルタッチのお話……
かと思いきや、これがまた凝っている。しかも泣かせる。

語りたりないので、つづく!

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 ←色がイヤらしくてステキ(笑)

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相棒 -劇場版2-

Ty72hana_2←せめて画像にお花を(笑)。

やあやあ、行ってきましたよ「相棒」!

たまたまなんでしょうけど、上映前の予告編がスゴかったす。
「男たちの挽歌」「SP 革命編」
そして「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」と
なんだかすっかり、おとこまつり!(笑)

で、「相棒」本編ももちろん

おとこまつり~!(笑)

「相棒 -劇場版2- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」
(2010/和泉聖治 監督)

 * * *

警視庁本部内にて、警視総監ほか幹部12名を
人質とした人質篭城事件が発生。

偶然に犯人を見た、神戸尊(及川光博)と
その連絡を受けた杉下右京(水谷豊)の特命係は
独自に情報を集め、犯人が八重樫(小澤征悦)という
元警視庁の刑事だとつきとめる。

やがて、強行突入の混乱のなか八重樫は射殺。
彼の犯行動機が不明のまま、正当防衛というかたちで処理され
事件は終息したが、杉下には、それが納得いかなかった。

 * * *

前にも、何度も、書いてるようなんだが
じつは「相棒」は、スペシャルよりも
レギュラーの1時間モノのほうが好きなんです
スケールがちっちゃいほうが、好きなんです(笑)。

だから「劇場版」って、言われても
「壮大なストーリー」って、言われても
あんまりそそられもせず、ボーッとしていたんだけど
(正直、TVで流されるのを待っていいやと、思ってたんだけど)
シーズン9が、なんだかあまりにも面白いもんだから
やっぱり、行こうかなあという気に、なりまして(笑)。

けっきょくロングランになったので関係なかったんだけど
本来の上映最終予定日に、ギリギリセーフ(笑)。

で、結論は

見てよかった~~~(/□≦、)うおおおお~~~!

ファンを名乗るなら
あんな重要なエピソード見逃しちゃいけないでしょ!
でしょ~! でしょ~! でしょ~!(エコー)

お話は、わたしの好みじゃない、スケールの大きい重い暗い話で
好みじゃないけど(笑)見応えありました。
ただでさえスゴイ、小野田官房長(岸部一徳)の存在感が
(官房長が登場すると、なぜかわたしの身体はよじれる)
大画面で見ると、増してスゴイですから!

あと、ネットで情報を見ると
わたしはどうやら、時系列をカンちがいしてたらしい。
シーズン9の年末の回から、続いてるように見えたから
てっきり、年末あたりで起きた事件だと思っていたのです。
その割には、登場人物がえらく軽装だよなあって
妙に思っていたら、どうやらこのエピソードは
シーズン8とシーズン9のあいだに、起きていたらしくて。

……とすると、シーズン9の右京さんて
普段と変わらないように見えてたけど
じつは、強烈な想いを胸に抱えてたのかなあ、とか
いろいろ、いろいろ、考えちゃって考えちゃって。あはは(汗)。

 * * *

あと、これも考えちゃいました。
(折りしも世間は、大相撲八百長問題で大騒ぎになってまんがな)

ああいう大きな組織のナンタラって
たぶん最初は、そういうことじゃなかったと思うんですよ。
でも、何やらいろいろなモノが大きくなってきて
歴史やら伝統ってのも、どんどん積み重なってきて
いろんな守らなきゃいけないモノが、出来てきたときに

その中のどれを選んで、どれを切り捨てるかって、難しいだろうな。
とにかく、全部、ぶっちゃけちゃえっていう人もいるし
それじゃあ打撃や損害が、大きすぎるから
ちょっとずつ手をつけていこうよっていう人もいる。
いやいや、そこは絶対にさわって欲しくない、という人だって大勢いる。

いろんな人の思惑が混じって、ぐちゃぐちゃになって
そんで、まったく関係ないのに
とばっちりを受けちゃう人だって、確かにいるよね。

その、誰に共感するかっていうのは
自分の立ち位置で、きっと変わってくるんだろうなあ。

それがきっと「正義」に置き換えられる場合も、あるんだろうしなあ。

 * * *

あ、あと、こんなことも考えました。
アノ時って神戸くん、お風呂上がりのニオイをプンプンさせてたのねって。

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相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜@ぴあ映画生活

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相棒(2)

05
いろいろとブログ内を工事中で
みなさまには、ご迷惑おかけしてるかもしれません。

どーしようかと、悩んでおりましたが
SMAPメンバー関連の記事を集めた「スマバカ日誌」
ドラマ「相棒」関連の記事を集めた「相棒バカ日誌」
このふたつのカテゴリを、増設することにしました。

というわけで、カテゴリ新設記念にふたたび「相棒」特集!

以前、「忘れられない数本」として挙げた
その後に見て知った「これも忘れられない数本」

 * * *

【シーズン1】

第2話「教授夫人とその愛人」
(脚本・輿水泰弘 監督・麻生学)
1時間の短編シリーズの記念すべき初回。
みんな初々しいです。
杉下右京の名セリフ「はい?」も、この頃はまだ地味です。
伊丹が薫ちゃんに襲われ、漏らしかけたりします。

第11話「右京撃たれる ~特命係15年目の真実」
最終話「特命係、最後の事件」
(脚本・輿水泰弘 監督・和泉聖治)
つい最近、再放送されたのを、初めて見て
「こんなステキなお話を、知らなかったなんて!」と歯噛みした1本。
「特命係」が出来たきっかけがわかるのは、もちろんのこと
右京さんは撃たれるわ、薫ちゃんはスーツ姿になるわ
小野田さんはいつにも増してヤラシイわと、サービスてんこもりでんがな。

【シーズン4】

第10話「殺人生中継」
(脚本・古沢良太 監督・近藤俊明)
せまいお部屋でふたりっきりで、殺人ロールプレイングを
ものすご~く楽しそうにやってるのが、カワユシ。

【シーズン5】

第4話「せんみつ」
(脚本・戸田山雅司 監督・和泉聖治)
巷で名作と評判だったのに、ずっと見られなかったお話。
それとは別に「ウイスキー醸造庫かなんかが出てくる
ムチャクチャ面白いやつがあったんだけど、それ、何だっけ」なんて
ずっと思ってたら、じつはそれが「せんみつ」だった。あれっ(笑)。

第17話「女王の宮殿」
(脚本・戸田山雅司 監督・和泉聖治)
子どもがネズミに「アルジャーノン」って名前つけてる。
ガキのくせマニアックですなあ(笑)。
右京さんの、スーツに対するステキなこだわりも見られます。

【シーズン6】

第1話「複眼の法廷」
(脚本・櫻井武晴 監督・和泉聖治)
判事役の石橋凌が、とにかく渋いッス!

【シーズン7】

第11話「越境捜査」
(脚本・ハセベバクシンオー 監督・橋本一)
亀山薫がいなくなったのち、右京さんがひとりで事件を解決します。
ストーリーもトリックも抜群に面白うございましたが
じつは、それをしのぐ名シーンが!
右京さんが、みんなとワイワイ仲良さそうに歩いてる。
「ああ、右京さんも、薫ちゃんのおかげで
 ずいぶん成長したんだなあ……」って、感慨ぶかかったです。

第13話「超能力少年」
(脚本・櫻井武晴 監督・近藤俊明)
同じ水曜に他局にて、超常現象が題材のミステリドラマが始まり
このお話は、それと勝負するかのごとき1本。
結果は「相棒」の、余裕勝ちでしたね!

 * * *

シーズン8については
以前、申し上げたように、終了してから
感想を書こうと思ってますので、オタノシミニ!

そうそう、Lとのお寿司談義も、続けたいよね。
(ていうか、ワタリと右京さんの仲良しごっこね)

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名探偵の廻る寿司談義(2)

Ty17l25

本題の前に……。

人が何人も亡くなってるので、あまり無責任におもしろがっても
いけないのでしょうけど……

はっきり申しまして、めちゃおもろいです。
ワイドショーで、結婚サギの女性(34)が書いたというブログを
「こんなこと書いてた!」みたいに紹介してるやつ!

アレ、絶対に映画化して欲しいわ!
これまでも「黒い家」とか「顔」とか
実際の事件をもとにしたような、悪女の登場する映画が
作られてるけど、なぜかどれも評判いいんですもんね。

とくに「黒い家」は、わたしが見た「怖い映画・邦画部門」では
あの「リング」や「呪怨」を抜いて、ダントツ1位です(笑)。
とにかく怖いのよ、大竹しのぶが。
(あ、いまネットで調べて知った。韓国でリメイクされてるんだね)

で、話は戻りますが
なにか事件を起こしたら
テレビで「こいつはブログにこんなこと書いていた!」って
あんなふうに、紹介されちゃうんだって思ったら
急に、不安になっちゃって(笑)

犯罪だけはやらないよう、気をつけねばって、思いました。
名探偵の前では、とうてい逃げおおせられないし……ね。

というわけで~(笑)
えるるん、はっぴーばーすでー企画。
名探偵Lとワタリと杉下右京の、楽しいコラボレーション第2弾・第2話。
うわ、テレビで紹介されたら、これめっちゃ恥ずかしいやん!

 * * * 妄想アワー * * *

     ワタリが、いたずらっぽく目をぱちぱちする。

ワタリ「ひょっとして、回転寿司に行ってみたい、と……」

L  「………………」

ワタリ「でも、お寿司ですよ?」

     L、紅茶カップにボチャボチャと砂糖を入れながら

L  「……人の動体視力、判断力、運動能力。
    それによって導きだされる、人間の心理状態。
    そこまでを、総合的に計算したうえでの回転速度が
    秒速4センチメートルから8センチメートル。
    それが、実感としてどういうものかということに
    わたしは興味があります。
    実際に、この目で見てみる必要があると考えています」
    
ワタリ「……あ、はい、でも」

     L、黙って紅茶を飲む。

ワタリ「お寿司って、わさびとか入ってますよ?」
    
     L、黙って紅茶を飲む。
     ワタリ、ちょっと慌てた感じで

ワタリ「あ、そうですね。何も、にぎり寿司でなくとも
    海苔巻きですとか、玉子巻きですとか
    あと、おいなりさんですとか、お菓子感覚で食べられるような
    甘いお寿司もありますから、大丈夫ですね!」

     L、紅茶カップを置いて

L  「……世間には、寿司と一緒に、プリンや
    パフェや、ケーキなどのデザートが廻っている
    回転寿司屋もあると、聞いています」

ワタリ「あ、そうですね、そうですよね
    (鼓舞するように)よし、行きましょう、行きましょう」
    
     ワタリ、ふところより携帯電話を取り出しながら

ワタリ「ではさっそく杉下氏に、どの店がオススメかを……」

     L、紅茶を飲もうとしていた手を止める。

L  「(心もち早口で)なぜ、わざわざそんなことを、杉下右京に聞くのですか。
    インターネットには膨大な量の、回転寿司屋のデータがあります」

ワタリ「……こと食に関してはですね、L」

     ワタリ、穏やかに微笑む。

ワタリ「自分と趣味や嗜好が似ていて、さらに、舌の肥えた人からの
    口コミによる情報が、何よりも信頼がおけるものなのですよ、L」

L  「………………」

     ワタリ、ものすごくニコニコする。

L  「…………わかりました」

     ワタリ、おじぎをしてゆっくりとドアに向かう。
     ドアに向かいながら、楽しそうに携帯電話をかけ始める。

ワタリ「(電話に)……ああ、先ほどはどうも、お世話になりまして。
    じつは、折り入ってご相談……」

     ワタリ、退室。
     L、高級マロングラッセをたて続けに3つ頬張る。

おわり。

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名探偵の廻る寿司談義(1)

Ty17l25

イラストも描きたかったけど、あはゴメン、時間なかった。
おまけに、前回の記事は、疲れていたとはいえ、絵も文章もひどい(汗)。
よっぽど書きなおそうかと思ったけど
ブログなんだから、新しい記事で流せば、ま、いいか。

……というわけで、ちょっと早めに

パンパカパ~ン! えるるんおたんじょうび企画~!

Lとワタリと杉下右京の、楽しいコラボレーション第2弾。
どうやら、しばらくご無沙汰してたうちに
ワタリと右京さんは、すごく仲良しになってる設定ね(笑)。

ただし、申しわけない!
右京さんは今回、名前しか出てきません。

 * * * 妄想アワー * * *

     とあるホテルのスイートルーム。
     Lが、高級マロングラッセを頬張りながら
     不機嫌そうに、パソコンのモニタを眺めている。

     ワタリが、ちょっと浮かれた感じで部屋に入ってくる。
     L、ワタリを一瞥。

L  「……杉下右京に会っていたんですか」

ワタリ「(はっとして)よくおわかりに、L」

L  「その手」

     ワタリの右手には“U.S”のイニシャルが入った
     品の良い、白いハンカチが巻かれている。
     ハンカチを、愉快そうに眺めるワタリ。

ワタリ「ああ、今日は、いっしょに昼食をとろうと
    回転寿司へ行ったんです。そこで」

L  「……回転寿司」

ワタリ「はい、生まれて始めて行きましたが、あれは楽しいものですね。
    ついはしゃいでしまって、粗相をしました」

L  「……粗相……ですか」

ワタリ「お茶を入れるための蛇口が、カウンターについているんですけどね
    熱湯が出るボタンを、指で押してしまったんです。
    本当は湯呑み茶碗を持って、その茶碗で押すしくみだったのに」

L  「熱湯を手に……かけたわけですか」

ワタリ「軽い火傷でひりひりしたので、あの人がハンカチを巻いてくれまして」

L  「……(マロングラッセを頬張る)」

ワタリ「『自分の知人にも、同じように世間知らずの人間がいる』と
     杉下さんには、笑われましたよ」

L  「……なるほど(もぐもぐして)ヘケンヒラズ」

ワタリ「(微笑んで)はい」

     ワタリ、お茶の用意を始める。
     L、パソコンのモニタに目を向けたまま、おもむろに話しだす。

L  「……回転寿司の元祖は、1958年の日本、東大阪市。
    開店当時に使われたキャッチコピーは
    その1年前にさかのぼる1957年、旧ソビエト連邦による
    人類初の人工衛星、スプートニク打ち上げ成功にちなみ
    『人工衛星廻る寿司』だそうです」

ワタリ「(顔を上げて)はい?」

L  「回転速度は、それぞれの土地や店舗によって差があり
    秒速4センチメートルすなわち分速240センチメートルから
    その倍の、秒速8センチメートルすなわち分速480メートル
    というものが、一般的のようですね」

ワタリ「…………はい」

L  「カウンターに座る人間の、1人分の距離を動くスピードは約6秒。
    人によって動体視力は、若干異なりますが、一般的にこの速度なら
    対象物を判断し、手をのばして皿をとることが充分に可能」

ワタリ「(うなずく)ああ、確かにそうでしたね」

L  「右回りの回転が多い理由として、たとえば日本人だと
    約80%の人間が、右が効き目になっているので
    対象物が右から流れてくることにより
    認識する速度が、左回りよりも早くなるからです」

ワタリ「ああ~、なるほど」

L  「………………」

     ワタリ、紅茶をカップに注ぐ。

L  「………………」

     ワタリ、カップをLの前に置く

ワタリ「……L?」

     Lは黙ったまま。
     ワタリが、いたずらっぽく目をぱちぱちする。

ワタリ「ひょっとして、回転寿司に行ってみたい、と……」

つづく。

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名探偵を熱く語る(1)

L0801

そうねえ。二次創作にも手を染めるぐらいだから
世界の名探偵L……と言いたいとこなんだけど、ちょっと違うなあ。

……あっあのね、 ココログさんがやってる
「コネタマ」っていう企画があって
テーマに沿った記事を書くようになっているのですが
ちょっと興味のあるテーマ
「あなたが好きな“名探偵”は誰ですか?」というのが
あったので、参加してみてるんデス~(^з^)-☆

定番中の定番で、たいへん申しわけないのですが
ここはやはり真っ先に、シャーロック・ホームズ
明智小五郎の名を、あげにゃあなるまいのう!

 * * *

思えば、このふたりとの出会いは
小学3年か4年のときじゃった。

当時、学級文庫というものがあったが
そこに並んだ「少年探偵団」シリーズには
とんと興味がなくてのう
江戸川乱歩でも、もう少し年齢層が上向きの作品を
わしは、欲しがったんじゃ。

そこで親が買い与えたのが「蜘蛛男」
明智小五郎氏とは、そこで出会ったのじゃった。

明智氏は、洋行帰りのモダンな紳士として
物語の中盤で、さっそうと登場した。
事件を解決に導く姿に、そりゃあ幼い胸をときめかせたもんじゃ。

その後、次々と買い与えられたのが
「一寸法師」「幽鬼の塔」「人間豹」「幽霊塔」etc.
(それにしてもこの、おどろおどろしいラインナップ。
       当時、親は何考えとったんやろ。聞きたい)

明智氏のまるで登場しない作品もあって
そういう、シリーズ化されてないような部分が
「少年探偵団」とちがい、なんとなく
大人っぽい気がして、かえって魅力だったのじゃ。

いっぽう
シャーロック・ホームズ氏との出会いは
「バスカヴィル家の犬」(これまたおどろおどろしい)。
そりゃ、明智さんもカッチョンヨカばってん
ホームズさんは、なんたって本物の外人さんやし
それもイギリスやし、もっと紳士でお洒落な気がする。
子どもゴコロに、そう思ったのじゃった。

 * * *

このように、ふり返ってみると
わたしにとっての“名探偵”というのは
ちょっと外国の香りのする、知的でお洒落な紳士なのです。
そして、やっぱり「雪の山荘」「孤島」「見立て殺人」など
いかにもベタベタな展開、というのも必要です。
それを「安楽椅子」に座って、推理してくれると
これはもう、嬉しくないはずはない。
ここまでくれば
いわゆる何かひとつの「美学」として存在しているようです。

しかし、21世紀のいまとなっては、すでに
“名探偵”という響きが、古臭くなってしまった感もあります。
現代の物語で、探偵役にこんなふうに言うときには
かならず、ちょっと揶揄が含まれますよね。

しかし、ふと気付きました。「相棒」の、杉下右京警部!
“外国の香りのする、知的でお洒落な紳士”
それを踏襲しながらも、現代的にという
絶妙なアレンジ具合をみせているのが、この彼です。
しかも、物語において、本格推理としてのクオリティはかなり高い。

「あなたが好きな“名探偵”は誰ですか?」
と、いま聞かれれば
ひょっとしたら“杉下右京”と応えるかもしれないなあ。

 * * *

……あ、いや、応えるのはまだ早い(汗)。
名探偵の魅力を語るうえで
大事な人物を、忘れていました!

金田一耕助ーーー!!

この人を語りだすと、これまた長くなるのでつづく!

あ、この流れで君の話にもなる(はずだ)から。
ゴメン、L。

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コネタマ参加中: あなたが好きな“名探偵”は誰ですか?

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名探偵の紅茶談義(3)

05

いつのまにか超マジになってしまった(笑)
杉下右京と、ワタリとLの楽しい夢、最終回っす。

 * * * 妄想アワー * * *

杉下 「なにしろわたしは、ずっと嫌われ者だったんですよ。警察の中で」

     杉下、カップをテーブルに置き、静かに指を組む。

杉下 「自分では決してそう思わないのですが、ある人物に言わせると
    わたしはたいそう頑固で、不器用で、あまのじゃくらしい。
    それがわたしを、現在のこのような状況に
    置かせているのだと思いますがね」

     穏やかに微笑むワタリ。

杉下 「わたしは昔、人を人とも思わなかったような部分がありました。
    現在がそうではないとは、決して言いきれませんが
    自分でも、変わったなと思うことが、たびたびあります。
    亀山薫という人物と、長いこと一緒にいたおかげでしょう。
    どんなに性格や、年齢がちがっていても
    気の合う人間というのは、いるものなのですね。
    彼の大きな器と申しますか、人柄と申しますか
    ぼくは、何度も何度も、それに助けられたんです」

     杉下の話を、黙って聞いているワタリ。

杉下 「……パートナーの力は偉大ですね。
    このような変化が起きるなんて、以前は夢にも思わなかった。
    こんな頑固で、不器用で、あまのじゃくなわたしでも
    ずいぶん、成長できたのではないかと思いますよ」

     はっとして、慌てたように言いつくろう杉下。

杉下 「すみません、聞かれもしないのに
    つい自分のことをペラペラ喋ってしまいました。
    いまの話を全部、名探偵さんに聞かれていたかと思うと
    じつにお恥ずかしいかぎりです」

ワタリ「いえいえ、素敵な話を聞かせていただきましたよ。
    ……では、Lからは、あらためて連絡がいくと思います。
    その折はまた、わたしを通してということになりますが
    よろしいでしょうか」

杉下 「(ソファから立ちながら)ええ、もちろん。
    今度また、美味しい紅茶の話でも、じっくりやりたいところ」

     ワタリ、杉下をドアまで見送る。

杉下 「(くるりとふり向いて)そうそう、もうひとつ」

ワタリ「はい」

杉下 「あの竜崎くんという青年にも、よろしくお伝えください。
    雰囲気が、ぼくの若い頃にちょっとだけ似ていて
    なんというか……他人とは思えない」

ワタリ「(苦笑しながら)承知しました」

     ※場面転換。
     スイートルームの隣室にいるL、マカロンを頬張りながら
     モニタ画面に映った、杉下の映像を眺めている。
     ホテル内の、監視映像の中にいる杉下は
     ちょうどロビーを過ぎ、エントランスを出ていくところだ。

     ワタリがティーセットの盆を抱え、部屋に入ってくる。

L  「(もぐもぐしながら)ずいぶん楽しそうに話をしていましたね」

ワタリ「この年になると、なかなか
    趣味の合う人間には、出会えないものですからねえ」

     L、椅子をゆらゆら回しながら、マカロンを頬張る。
     
ワタリ「それにしても、さっきは驚きましたよ。
    まさか、急に入ってくるとは思わなかったもので」

L  「わざわざこの場所まで、呼びつけたのですから
    モニタ越しではなく直に見たほうが、ベターに決まっています」
   
     L、紅茶を飲もうとするが
     カップの中に、お茶はもうない。

L  「だがそのおかげで、ここもすぐ引き払わなくてはならない。
    この部屋は、けっこう気に入っていたのに……」

ワタリ「(お茶の準備をしながら)いいんじゃないですか?
    あの人物は、信頼できるようではないですか?」

L  「気付いているのに気付かないふりをするのは、上手いですよね」

ワタリ「それは、信頼できるということ、それともできないということ」

     L、黙ったまま。
     ワタリ、新しく紅茶を淹れる。

L  「(不意に)ここに設置してある浄水器は、そんなに特別なものなんですか?」

ワタリ「浄水……ああ、さっきの水道の濾過装置の話ですね。
    あの濾過装置においては、わたしが独自に開発した製品ですよ」

     L、黙ったまま。
     ワタリ、紅茶を淹れたカップをLの前に置く。

     L、カップを手に取る。
     一瞬、そのままで飲もうとする気配を見せるが
     ワタリが、自分のほうを見ているのに気付くや否や
     角砂糖を8個すばやく取り、カップにボチャボチャ放り入れる。
     さらに2個を加えて入れ、やたら激しくかきまぜる。

     そしらぬふりで部屋を出て行くワタリ。
     満足げに微笑みながら、こっそりとつぶやく。

ワタリ「頑固で、不器用で、あまのじゃく……」

おわり。

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名探偵の紅茶談義(2)

05

「紅茶談義」といってるわりには
お茶の話は、すぐ終わっちゃいましたが(汗)。
そんな紅茶の話ばっかりでもおもしろくないし
はやいとこ、Lと右京さんを引き合わせたいもんね~!

実際には
「朝は濃ゆいダージリンで、夜はアッサムのミルクティで」
「そうそう、そうなんですよねえ!」みたいな
はしゃいだ(笑)会話が、しばらくつづいたと思ってください!

右京さんと、ワタリなら
本格ミステリの古典とか、スコッチウィスキーとか
あとワインなんかの話でも、すっごい盛り上がりそう。

うしろにくっついて、会話を聞いてみたいです。
たぶん、理解できないくらいのハイレベルな話だろうけど。

(;´д`)

というわけで、今回も
杉下右京と、ワタリとLの楽しい夢。つづきをどうぞ。

 * * * 妄想アワー * * *

杉下 「息子さん……お孫さんですか。
    それぐらいのお年に、見受けられますが……」

ワタリ「あ、いいえ……」

L  「(ドアの陰から現れ)助手です」

     L、スプーンを、カップの中でカチャカチャとかき回す。

L  「情報処理なんかを手伝ってます。名前は竜崎(スプーンを舐める)」

杉下 「竜崎……さん」

     L、スプーンをくわえ無愛想なまま、ドアの陰に消える。

ワタリ「(恐縮気味に)なにぶんにも
    礼儀とかいうものに、こだわらないものでして」

杉下 「あ、いえいえ、お気になさらず。こちらこそ失礼をいたしました。
    ただ、ひとつ気になったのはですね(人差し指を立てる)。
    ……すみません、細かいことが気になるのがぼくの悪いクセで。
    これだけの良いお茶なのに
    あんなふうに、角砂糖を8個も入れてしまっては
    いや、あれでは、せっかくの素晴らしい味も
    台なしでは、ないかと……」

     L、ふたたび現れ
     紅茶を棒キャンデーで無造作にかき混ぜつつ
     ふたりの横を、ぺたぺたと通り過ぎる。

杉下 「(Lの足元を見つつ)…………」

ワタリ「(目を伏せつつ)…………」

     L、反対側の部屋へ消える。
     しばらくして、杉下が気を取り直すようにお茶を口に運ぶ。

杉下 「……やはりすばらしい。亀山くんにも味あわせてあげたいです」

ワタリ「亀山さんというのは
    しばらく前まで、特命課にいらしたかたですね?」

杉下 「(うなずいて)現在は警察をやめ、外国で働いています。
    まあ、このへんは、ちゃんと調査されていますよね」

     ワタリ、微笑む。

杉下 「じつは彼、柄に似合わず、繊細な味覚を持っていたんですよ」

ワタリ「ほほう、それは」

杉下 「事件解決においても、彼の舌にはたびたび助けられました。
    ああ、もちろん舌だけでなく、他のさまざまなことでも」

ワタリ「ほう」

杉下 「なにしろわたしは、ずっと嫌われ者だったんですよ。警察の中で」

 * * *

お遊びのはずが、なんかマジになってきちゃった(笑)。つづく。

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名探偵の紅茶談義(1)

05

もう、ずいぶん前のことになりますが
「うたばん」が、日曜に変わった記念の回に
水谷豊氏が出演していて、そりゃあウケたのなんのって(笑)。

み、み、水谷さんって(ぷふ)あんなに天然だったの?(ぷふふ)
お茶を吹いた、あの放物線の映像は
いまだに、ありありとアタマに浮かびますよ。

それにしてもあの、左手の指を立てる仕草は
もともとのクセなのかしら、それとも
杉下右京を演じてて、身についたものなのかしら。

というわけで~(笑)
じつをいうと「33分探偵」より
こっちが先に、出来ていたのでございます。
ある時、ふと
「右京さんとワタリって、気が合いそう」と思った。
そのとたん、わたしの中で何かスイッチが入ったのね(笑)。

お送りしまーす。
杉下右京とワタリとL、夢のコラボレ~ショ~ン!

 * * * 妄想アワー * * *

     とあるホテルのスイートルーム。
     応接ソファに腰かけているのは杉下右京。
     脇に置かれたワゴンで、ワタリが紅茶を淹れている。

杉下 「……その名前は、口には出しませんが
    関係者なら、誰でも存じています。
    全世界の警察を、意のままに動かせる唯一の存在
    謎の名探偵……L」

     ワタリ、杉下に背を向け、紅茶を淹れている。

杉下 「そのLの代理人であるあなたが
    いったい、わたしに何の用なのでしょう」

ワタリ「(ポットを手に)Lからの、指名です」

杉下 「はい?」

     ワタリ、杉下の前に「どうぞ」と、紅茶を置く。

ワタリ「現在、Lは非常に重要な案件を抱えています。
    優秀な人材が、ひとりでも多く欲しい。
    警視庁のデータを徹底的に調べ、見つけ出したのが
    杉下右京さん、あなたということです」

杉下 「(苦笑しつつ)しかし、ご存知でしょうか、わたしの所属する特命係は
    警視庁の中では閑職。窓際も窓際ですよ」

ワタリ「ええ、すべて存じあげております。
    役職と実力は別。そう、Lは申しておりました。
    ……申しわけありませんが、杉下さん。
    わたしとあなたのこの会談はいま、ライヴ映像で直接
    海外の某所にいる、Lのもとに送られています。
    その案件に関わっていただくか、いただかないかは
    それを見て、Lが直々に判断します」

     杉下、あまり納得のいかない表情で
     カップを手に取り、口に運ぶ。

杉下 「おや、ひょっとしてこれは
   (破顔して)アールグレイの最高級茶葉ではありませんか?」

ワタリ「……おわかりになりますか?」

杉下 「ええ、このベルガモットの香りがとても華やかで。
    ですが主張しすぎず、とても上質な、気品のある味わい。
    そして、甘く余韻の残る後味。すばらしいです」

     ワタリ、満足げに微笑む。

杉下 「しかし、もちろん茶葉も良いものですが、何より淹れ方がお見事。
    湯の温度やタイミング、蒸らしの時間が完璧ですね。
    でないとこんな味わいは出ません。失礼ですが、お水は何を……」

ワタリ「ここでは、水道水を使っております」

杉下 「(嬉しそうに)おわかりになってらっしゃる。
    茶葉をジャンピングさせ、申し分なく成分を抽出するためには
    空気を多分に含んだ新鮮な軟水が、最適ですからねえ」

ワタリ「日本の水道水は、その条件をじゅうぶんに備えていますね」

杉下 「ええ、そうですそうです」

ワタリ「ただし、塩素やトリハロメタンなどの
    どうしても含まれる有害物質は、特別な濾過装置を取り付け
    極力、避けるようにしてはいますが」

杉下 「特別な、濾過装置……?」

     話しながら、ふとワタリの後ろに目をやる杉下。
     気付いたワタリがふり向くと
     Lがワゴンの前に立って、自分でお茶をカップに注いでいる。

     L、角砂糖をカップにボチャボチャ入れながら
     ふたりをチラリと一瞥。
     杉下が会釈をするのを無視して、隣の部屋に消える。

杉下 「(ワタリに)息子さん……お孫さんですか。
    それぐらいのお年に、見受けられますが……」

 * * *

えるるんと右京さんの初対面が叶ったところで、つづく。

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